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万博会場で「環境交流」 アラスカ、シンガポール、日本の子どもら30人が地球市民村で

2005年3月27日

財団法人2005年日本国際博覧会協会
地球市民村事務局
特定非営利活動法人ECOPLUS

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)協会企画事業「地球市民村」に出展しているNGOの特定非営利活動法人ECOPLUS(本部・東京)は3月28日、万博のために招へいしているアラスカの少数民族ユピックの子ども9人のほか、シンガポール・ラッフルズ女子高校と京都教育大学附属桃山中学校の子どもらとともに、環境交流を行います。
午前11時半と午後2時からの30分間、地球市民村中央の「大地の広場」でユピックの伝統の踊りを一般来場者とともに学びあうほか、午後2時半から村の「交流ホール」で、それぞれの環境学習活動の紹介と討論を行います。討論では、ユピックの子どもが持参したお手製のキングサーモンの薫製などそれぞれの地域の食べ物交換なども行います。

「ユピックの踊り」

日時 : 3月28日 午前11時半、および、午後2時より30分間
場所 : 遊びと体験ゾーン 「地球市民村」内 大地の広場

「世界の子供たち、環境学習活動の紹介・討論」

時間 : 午後2時半より
場所 : 同「地球市民村」内 交流ホール

*ユピックの子どもたち

14歳と15歳の中学生。アラスカ中部、ユーコン川の中流部にある人口350人のロシアンミッション村から来日。愛知万博には内覧会から参加し、29日までの予定で自分たちの環境と文化を披露している。

*ラッフルズ女子高校の子どもたち

NHKの「未来への航海」にシンガポール代表として参加したのをきっかけに、同番組でファシリテータを務めたエコプラス代表理事高野孝子の招きでワールドスクールネットワークに参加。

*附属桃山中学校の子どもたち

京都伝統の野菜などに着目し、食と農業などを切り口にした環境教育活動に取り組む。ユピックの子どもらが内覧会の後の21日に京都を訪問した際に、ホストとして子どもたちだけでグループに分かれて、京都を案内。

*エコプラス

1992年から始まったとびっきりの自然体験活動を提供する「エコクラブ」と、1994年から活動してきた環境教育プロジェクト「ワールドスクール」の二つの活動を包括する特定非営利活動法人。2003年2月に内閣府認証、同6月に登記。代表理事は野外活動家高野孝子。