サイト内検索

愛知万博スイス館にて、世界の新たな七不思議を決定するグローバル・キャンペーンを紹介

- 来館者はその場でこの歴史的なキャンペーンに参加できます -


2005年8月9日


2005年日本国際博覧会(愛知万博)スイス館では、ハイライトイベントとして、世界の新たな七不思議を決定するキャンペーンの紹介と展示を実施します。
古代の世界七不思議が決定されてから2000年を経た今、新たに芸術・建築・文化遺産を選定する歴史的キャンペーン「New7Wonders(ニュー・セブン・ワンダーズ(N7W);新・世界七不思議)」の全容を紹介します。来館者は出口付近に設置された特設ブースで、これまでにオンラインの電子投票でノミネートされた150の候補地の中から、自ら選んだ「不思議」に投票できます。投票は www.new7wonders.com からも可能です。

8月9日、New7Wonders財団創設者であるベルナルド・ウェーバー(Bernard Weber)氏の立ち会いのもと、スイス館内に日本向け投票所が開設されます。来館者は愛知万博終了時まで、この特設ブースにて投票できます。同時に、New7Wondersホームページ( www.new7wonders.com )に日本語の投票ページが新設されます。

New7Wondersは、現在世界規模で実施されているキャンペーンです。投票数は既に1,800万票を数え、インドのタジ・マハルと中国の万里の長城が現時点で首位に立っています。日本からは京都御所と清水寺(京都)の2つが候補地としてノミネートされています。今回のスイス館での投票所設置により、この2つの候補地へより多くの投票がなされると予想されます。

ウェーバー氏はスイス館でのキャンペーン展示について次のように述べています。
「New7Wondersキャンペーンが愛知万博で登場するのは、万博の世界の調和の精神に完全に即したものです。万博では世界規模のコミュニケーション技術の重要性、世界遺産の価値、および、さまざまな文化の平和的共存を強調しています。これは、まさに私たちがこの歴史的・国際的プロジェクトにおいて成し遂げようとしていることと一致します」。

バーチャル・リアリティーを駆使した展示も今回の万博の大きな特徴です。スイス館では巨大な山の中に、120品目以上の展示物を紹介しています。現在修復が待たれているアフガニスタンのバーミヤン石仏を3Dで再現した模型も展示されています。石仏の再建計画はウェーバー氏によって始められ、当初はNew7Wonders財団と、アフガニスタン研究所(スイス)のブヘラー氏によって共同出資されていました。

New7Wondersキャンペーンは現在、最終候補地の絞込みの段階にあります。上位77候補地の中から、ユネスコ前事務局長のフェデリコ・マヨール博士の率いるN7W審査委員会が21候補地にまで絞り込み、2006年1月1日に発表します。その後12カ月間、21の最終候補地の決選投票を行ない、2007年1月1日に最終結果が発表される予定です。最終的に世界各国の人々から1億票以上の投票を見込んでいます。

※New7Wondersキャンペーンおよびスイス館の詳細、および、写真ダウンロードは下記のURLをご参照下さい。


この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。