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アイスランド・ナショナルデー ~アイスランドの音楽の才能を披露~

愛知万博2005 北欧共同館からのニュース
2005年7月21日


アイスランド・ナショナルデーの画像1

北欧共同館は、北欧5カ国のナショナルデーの「グランドファイナル」であるアイスランド・ナショナルデーを、大きな安堵感とともに少し哀愁を感じつつ開催しました。ナショナルデーの当日は、壮大なアイスランドの音楽プログラムがEXPOドームにおいて終日行われました。この日の公賓である、アイスランド共和国のハルドル・アウスグリムソン首相とソルゲルズル・カトリン・グンナルスドッティル教育・科学・文化大臣は名古屋で忙しい一日を過ごしました。午前から午後にかけては愛知万博を訪れ、夕方からは愛知県による公式レセプションに出席しました。


アイスランド・ナショナルデーの画像2

アイスランド・ナショナルデーでのハイライトは、EXPOドームの3000席がほぼ満席になった開会式でした。開会の辞には、日本政府や日本国際博覧会協会の代表者らがアイスランドの自然や再生可能なエネルギー資源の有効活用について述べました。さらに、白夜やオーロラ、また世界的文学などで有名な自然に恵まれた北の島、アイスランドに興味を寄せている日本の観光客が増加していると、強調しました。


アイスランド・ナショナルデーの画像3

アウスグリムソン首相は、2つの島国であるアイスランドと日本の友好関係がさらに深まりつつあると強調しました。日本はアイスランドにとって重要な貿易パートナー国であるが、商品だけではなく、旅行者、学生また芸術家をも両国を往来していて、その数が増加していると述べました。

スピーチの後、ステージ上では70名を越すアイスランドミュージシャンにより、アイスランドのフォークミュージック、ジャズや現代的作曲との面白い組み合わせをフューチャーした音楽が披露されました。2つのアイスランドコーラス、カウルスネス学校合唱団とスカウルホルト大聖堂合唱団の、オリジナルサウンドで、活気のあるすばらしい歌声がEXPOドームに響き渡りました。午後には、シーグルズール・フロサソン・カルテットやポップグループのバング・ギャングによる演奏が行われました。また、有名な日本人アーティストであるツトム・ヤマシタが歌手のラッガ・ギスラ、アイスランドの詩人のショーン、パーカッショニストのシグトリッグル・バルドルソンと2つの子供合唱団と共演をしました。最後に、視覚芸術家のハルドール・アウスゲイルソンの作品紹介ともに新鋭カプート・アンサンブルの演奏が行われました。


EXPOプラザの20メートルに渡る巨大なスクリーンにおいては、子供向けプログラムである、アイスランドのテレビシリーズ「ぐうたら町」とアイスランドアニメ「みにくいいも虫」が2時間上映されました。アイスランドの指定友好都市である知立市においては、アイスランドの文化週間の一部として、週末に渡ってアイスランド音楽プログラムが行われます。

アイスランド・ナショナルデーに関する詳しい情報は、 こちら をご参照ください。

アイスランド・ナショナルデーの画像4


この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。