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イタリアのロボット界を代表する研究所
「Sant’Anna 工科専門学校」のVaraldo学長と名古屋大学の
福田教授による講演会を行います

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「現代化や革新をめざすためには、常にリサーチや研究が必要不可欠である。」
今、ピサのSant’Anna工科専門学校で一番進んでいる研究「サイバーハンド」についての講演会をこの愛知万博のイタリア館2階の会議室で行います。
講演会ではこのSant’Anna工科専門学校の学長を勤めるRiccardo Varaldo氏が講師を務め、科学とテクノロジーを医学の世界に取り入れ、障害者の負担を減らすための研究についてお話をします。
Varaldo学長はピサ大学の経済産業学部の学部長を務めた人物であり、現在も教授として活躍しています。産業を現代的な形で、また一般の人にも分かりやすく紹介することができる研究者として評判が高く、これまでに多くのメディアで取り上げられています。 
福田敏男教授は、現在、名古屋大学工学研究科の教授。工学博士。専門分野はセルラーロボットシステム、光メカトロニクスなど。早稲田大学理工学部、東京大学、西ドイツのシュツットガルト大学等で学問を修め、1993年には Varaldo学長のSant’Anna工科専門学校で客員教授も務めています。1992年に高度自動化技術財団賞など多数受賞。
「サイバーハンド」は、親指内転・外転機能を持ち、触覚センサーをつけたロボットハンド。これを装着したヒューマノイドロボットが、現在万博イタリアパビリオンに展示してあります。早稲田大学ヒューマノイド研究所の共同研究グループが、これを使って触覚と運動の整合による手の動かし方と、ジェスチャーと顔の表情による人間とロボットの交流関係について実験をしています。
  <日時>  6月11日 12時~
  <場所>  イタリア館2階の会議室

  • 講演の後に、イタリアワインをご賞味していただく小さなパーティを予定しています。
  • ピニン・ファリーナ社長もこの日はパビリオンにいます。
  • 一般の方も参加自由です。

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。