サイト内検索

2005年 万国博覧会 インドネシア館

 2005年万国博覧会は、2005年3月25日『自然の叡智』をテーマとして愛知県で開幕しました。インドネシアもこの博覧会に参加しています。インドネシア館の参加は、重大な目的を持っています。特に、観光とインドネシア製品などを紹介しています。インドネシア館はこの博覧会では、経済調整省のもと計画され、他の政府機関も参加し、館の代表者としてレトノ・プジ・ブディ・アストゥティが就任しました。
 インドネシア館は、他の東南アジアの国々やオーストラリア、南太平洋の国々の館がある、グローバル・コモン6に位置しています。自然・習慣・多様な文化などを表し、『人々と自然の調和』をテーマとして、芸術と文化に焦点をあてています。主にバリ・西ジャワ・東ジャワ・南スマトラ・リアウ地方の紹介となっています。
 館内には、インドネシア館のテーマに基づいた様々な展示物があります。インドネシアの自然・動物の展示の他に、スクリーンでは文化・地理・観光や今日のインドネシアを紹介しています。インドネシアの芸術品を販売するおみやげ売り場もあります。

 インドネシア館では、定期的に特別なイベント行事を開催しています。館内にて1日3回インドネシア伝統舞踊のパフォーマンスの開催、その他、グローバル・コモン6イベントスペースにおいても行なわれます。
 4月26日から5月1日まで、バリから13人のスタッフが来日し、バリ伝統舞踊の披露、木の彫刻アートの実演、バリの工芸品の販売を行ないました。これは来館者からとても好評を頂きました。今後のインドネシア館の予定としては、6月5日から6月14日までの間、西ジャワ地方のスタッフが来日し、伝統舞踊のパフォーマンスなどのイベント、西ジャワ地方料理の試食を予定しています。
 2005年万国博覧会に関連して、インドネシア投資セミナーが行なわれます。このセミナーは、インドネシア産業省と投資調整省によって行なわれ、ASEAN日本事務局と経済産業省名古屋支部が一緒に開催します。

 インドネシア館のナショナルデーにあたる8月17日は、インドネシアの第60回独立記念日にあたります。当日は、パートナーシップにあたる東郷町の30人の代表者に参加して頂きます。
 2005年3月25日から5月4日までのインドネシア館の総来館者数は、1,032,217人でした。この人数は、博覧会総入場者数の5,923,547人の17,4%にあたります。この期間の中で一番来館者数の多かった日は、4月30日の30,654人と5月4日の30,840人でした。この数字は、インドネシア館の人気を表していると言えるでしょう。

 5月31日にインドネシアのスシロノ・バンバング・ユドヨノ大統領が愛知県の万国博覧会を訪問されました。大統領はインドネシア館も訪問され、レトノ・プジィ・ブディ・アストゥティらによって歓迎されました。大統領夫妻と大統領グループ一行は、インドネシア館を訪問する前に、長久手日本館を訪れ、館内をご覧になられました。インドネシア館訪問後は、南太平洋館をご観覧されました。その後大統領一行は、博覧会会場内のゲストハウスにてご昼食をとられ、トヨタ・パビリオンを訪れました。トヨタ・パビリオンでは、トヨタの最新開発車の試乗をされ、楽器を演奏するロボットのパフォーマンスをご覧になりました。最後に、JRパビリオンを訪れ、リニアモーターカーについての展示と3Dシアターをご覧になられました。大統領ご一行は14時45分に博覧会会場を出発し、小泉総理大臣と面会するため東京へ向かわれました。

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。