サイト内検索

愛知万博2005-エリトリア 2005年6月10日ナショナルデー


NATIONAL DAY OF THE STATE OF ERITREA
IN AICHI EXPO 2005 - JAPAN

2005年6月2日

背景

エリトリア国は2005年に行われる愛知万博の公式参加国として日本からの招待を受け入れました。
2005年愛知万博アフリカパビリオンにおけるエリトリアの参加テーマは「建設中の新しい国家」です。
これはエリトリアの活力、挑戦、また人々に利益をもたらす急速な経済的変化の中で実施される環境保護の責任を表しています。
エリトリアは地中海とインド洋をつなぎ、北東アフリカと南西アジアの通過点であったことから、二つの大陸にある各国の貿易ルートとして、また多くの文明の交差路として古くから栄えてきました。
エリトリアは紅海沿岸1000キロに広がり、西はスーダン、南はエチオピア、南東はジブチ国境に囲まれ、現在125,000平方キロの面積を有しています。

テーマ

アフリカパビリオンの中でエリトリアに割り当てられた、時間と空間は限られていますが、それでも世界中から足を運んでいただいた方々にエリトリアの愛知万博における以下の3つのコンセプトをご紹介するすばらしい機会になることでしょう。
先ほど述べた3つのコンセプトとは次の通りです。
まず、最初のコンセプトはエリトリアのように「建設中の新しい国家」がどのようにして、紅海にある360もの島々、または植物、哺乳類、爬虫類、鳥類の生態系と、沿岸水域にある海洋資源の宝箱を守っているのか、そのエコシステムの均衡をどのように保っているのかをご紹介することです。
二番目のコンセプトはこの国で何世紀にもわたって存在してきた調和の取れた文化のご紹介です。このセム、ハム、二ロートの各民族の伝統を受け継いだエリトリアの音楽家や芸術家が、その多様な文化を紹介するためにアフリカ大陸からやってきます。
三番目のコンセプトはもちろんエリトリアの様々な情報を皆さんと分かち合うことです。観光、漁業、天然資源や産業など、様々な情報を交換し合う窓口となることです。

見どころ 人類の祖先  “ブイア夫人”との遭遇(2005年3月25日-9月25日)

エリトリア、ダナキル低地に位置するダンディエロ(ブイア)盆地)はおよそ100万年前にも遡る豊富な植物学と考古学の記録が眠っている土地です。1995年から2003年までに行われた現地調査で発掘された多くの化石がエリトリア国立博物館に保管されています。
これらの化石から人類祖先の歩みを読み取ることができます。
100万年前のブイア人の骸骨はエリトリア国立博物館の協力によってエリトリアブースで展示されます。
また観光省もエリトリアの社会、文化の遺産を民芸品、ビデオ、ポスターによって紹介します。

美術 (2005年3月25日-4月2日)

エリトリアで毎年行われる美術界の最高権威であるライモク賞(2002年)をはじめ様々な栄誉ある賞に輝いた、マイケル アドナイ氏が次に以下の作品を展示します。
“地球を癒す”(110x170cm キャンバスアクリル画)、”メテラ伝説”(56x78cm キャンバスアクリル画)、”ドラムの精神”(91x122cm キャンバス油絵)、”アフリカのトラウマ”2001(110x170cm キャンバスアクリル画)、”穏やかな近代化のもとで”(56x76cm ペーパーアクリル画),”古い自転車”2002(50x70cm キャンバス油絵)、”平和”1992(54x73cm ペーパーアクリル画),”神秘的な休日”2005(54x74cm ペーパーパステル画),”岐路”2005(54x74cm ペーパーパステル画),”優美の達人”2000(56x76cm 水彩画)。彼の作品はエリトリア、国連、ヨーロッパ、東、南アフリカ、アメリカ合衆国、中近東とシンガポールにおいて個人、団体の展覧会に出展されました。

ナショナルデー (2005年6月10日)

エリトリア民族歌劇団シブリットがエリトリアのナショナルデーにおいて伝統音楽と舞踊をEXPOホールとアフリカパビリオンで披露します。

6月10日―15日

カフサイ ゲブレヒウェット ゲブレミカエル監督によるシブリットのパフォーマンスが、デハブ ファイド ティンガ(singer)、ラシェ マンタイ ロミ(dancer/singer)、アハマド イブラヒム マハムード(dancer)、メレキン アトンベス アブレベ(singer)、アブデワシエ アブドゥ イッサ(musician)、リア バイル テスファギ(Dancer/Singer)、モウテシン アデム モハメッド(drums)、
マハムード ムッサ ベキット(dancer)、ハッセン スレイマン アハマド(Musician)、ヤコブ モハメド シェリフ(dancer)、レテブハン テスファマリアム テムノ(dancer)、
アデンゴ キニ レマル(dancer/singer)、モハメド ドルフ アリ サイード(singer)によって行われます。

“ティクリリエ” 収穫祭 (クナマ族)  (3分)
“アマチュ” 愛の踊り (クナマ族)  (3分半)
“ケスケス とシェリル”  (4分半) 
“収穫祭” (ティグレ族)  (4分半)
“伝統音楽”  (2分)
“エヨサ” 愛の祝福 (クナマ族)  (4分)
“エウレダ” 死者のためのお別れのダンス (クナマ族)  (3分)

紅海の環境保護 (2005年3月25日-9月25日)

エリトリア水産省が現在行われている紅海の沿岸、海洋及び、諸島の保護活動を紹介します。
紅海は世界でたったひとつ一年中淡水投入がない海です。エリトリアブースに設置された二つの水槽で紅海の観賞魚をご覧いただけます。
また、ビデオでは日系アメリカ人の生物学者、ゴードン佐藤博士によるマンザナールプロジェクトをご紹介します。これは博士が世界の中で最も貧しいエリトリアの人々とエリトリアのエコシステムを守りたいという強い想いから、力を注いできたプロジェクトです。エネルギー省は社会経済と環境利益のための地域調査とトレーニング、伝統的なコンロを紹介します。

メイド イン エリトリア(2005年3月25日-9月25日)

エリトリアブースで木綿織物、皮革製品、金銀、石、貝細工、工業製品などを展示し、エリトリアの豊富な天然資源と、それを使った手工芸の数々を皆様にご紹介したいと思います。

ERITREA-UNCONVENTIONAL AFRICAN
WELCOME
エリトリア-因習にとらわれないアフリカ式の歓迎

以上

添付資料

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。

PDFファイル(PDFマーク付)をご覧頂くには、Adobe社のAdobe Reader®が必要になります。最新のAdobe ReaderはAdobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。