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ナショナルデーVIPの先導は燃料電池車 ダイムラー・クライスラー日本株式会社とトヨタ自動車株式会社が「愛・地球博」の公式行事を応援

2005年2月7日

愛・地球博では、期間中ほとんどの平日において、公式参加国・国際機関(公式参加者)の参加を祝う公式行事 ナショナルデー・スペシャルデーが開催されます(*1)。当該参加者の文化的伝統に対する国際的な理解や認識を高め、国際親善に寄与することがその目的です。

ナショナルデー・スペシャルデーには各国の国王や元首などの賓客や要人が、主賓として博覧会会場を訪問されます。過去日本で行われてきた博覧会におけるナショナルデー・スペシャルデーでは、国際儀礼(プロトコール)を失することなく、また迅速に会場内をご覧いただくため、儀礼警護のために編成された儀礼隊(*2)が主賓の先導車を運転してきました。

「自然の叡智」をテーマとする愛・地球博におけるナショナルデー・スペシャルデーにおいては、有害物質や二酸化炭素を一切排出しない未来型自動車が主賓の先導車としてふさわしいと考え、ダイムラー・クライスラー日本株式会社とトヨタ自動車株式会社のご協力をいただき、今回実現の運びとなりました。

ナショナルデー・スペシャルデーにおける「文化的伝統」と「最先端の技術」の融合は、21世紀最初の博覧会にふさわしいものといえるでしょう。
 

(*1)先月末時点で、110日以上のナショナルデー・スペシャルデーが予定されています〔 別紙参照 PDF〕。

(*2)儀礼隊は、博覧会会場を訪問される賓客の先導等の儀礼警護および国旗の掲揚・降納などの任務にあたります。男女約30名で編成されます。

以上

ダイムラー・クライスラーは、2003年からメルセデス・ベンツ Aクラスをベースにした燃料電池乗用車F-Cell(エフ・セル)を日本・ドイツ・米国・シンガポールの4カ国に合計60台導入するというプログラムを進めています。

燃料電池車が一般のユーザーに普及するには、燃料供給インフラストラクチャーの整備、燃料電池車自体の軽量化やコスト削減、信頼性・耐久性の向上など解決すべき課題は多く残されています。ダイムラー・クライスラーはこれらに対し、自動車業界にとどまらず、政治、石油業界、エネルギー業界とも共同の世界的な枠組みの中で緊密に協力する必要があると考えています。

“F-Cell”の仕様

名称F-Cell(エフ・セル)
ベース車両メルセデス・ベンツ Aクラス
主要寸法全長/全幅/全高3,785/1,720/1,610mm
燃料電池システム最大出力68.5kW
セル数440
電動機種類誘導式(Induction Motor)
最大出力65kW
最大トルク210Nm
最高回転数13,000rpm
燃料燃料圧縮水素(350bar)
性能航続距離150km
最高速度140km/h(スピードリミッターによる)
種類ニッケル水素電池(NiMH)
電池出力(連続/最大)15/20kW
容量6.5Ah,1.4kW

F-Cell(エフ・セル) (ダイムラー・クライスラー日本株式会社)

ホームページ: www.daimlerchrysler.co.jp



FCHV (トヨタ自動車株式会社)

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