毎年夏、アメリカ先住民の間で変わらずに続けられている、選ばれた勇者達によるサンダンスセレモニー“マザー・アースへの鎮魂の祈り”の儀式を日本から支援します。
昨今の日本でも自然を大切にしようという動きが高まっている中、アメリカ先住民との連帯意識を作り、地球への愛を高めていく活動です。今、その地球の明るい未来へのツアーの第一歩が日本から始まろうとしています。
当日はネイティブアメリカンのリーダー「デニス・バンクス」氏と「クライド・ベルコート」氏を迎え、講演やパフォーマンス、また特別ゲストとして能楽囃子大倉流大鼓で重要無形文化財総合認定保持者の「大倉正之助」氏をお迎えしてのパフォーマンス等充実の内容となっております。めったに見ることの出来ないネイティブアメリカンと日本人能楽師のセッションも予定しておりますので沢山の方々のご来場をお待ちしております。
「マザー・アース・ツアー 2005」のスタートを宣言するオープニングイベントです。
参加費 | 無料 |
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場所 | 愛・地球博会場内 ロータリーホール(ロータリー館内) |
開催日 | 5/13(金) |
時間 | 第1回午後4:30~午後5:20 第2回午後5:40~午後6:30 |
出演 | デニス・バンクス、クライド・ベルコート、大倉正之助 他 | 出演者プロフィール |
デニス・バンクス(インディアン名 ナワ・カミッグ)
1936年にミネソタ州北部のオジブエ族リーチレイク・リザベーションで生まれる。1978年にサンフランシスコからワシントンDCまでの大陸横断平和行進“ザ・ロンゲスト・ウォーク”を成功させ、同年より“セイクリッド・ラン”で世界中に環境保護のメッセージを伝える。1988年に“聖なる魂”の著書で朝日新聞ノンフィクション大賞を受賞。1999年からリーチレイクでカヌーレースやドラムを通して若者の教育に尽力するとともに、名産のメーブルシロップやワイルドライス等の自然食の普及にもカを注ぐ。2004年には自伝“オジブエ・ウォーリア”を米国で発表しました。現在、ソニー・ピクチャーズで映画化の話が進んでおり、主演にジョニー・デップが名乗りをあげるなど、今最も注目されている米国人の一人です。 クライド・ベルコート(インディアン名 ニーゴンヌエィウィドング) 1936年にミネソタ州北部のオジプエ族ホワイトアース・リザベーションで生まれる。1968年にデニス・バンクスらと米国先住民の自立運動を始める。1977年スイスのジェノバで開かれた国連の“各国先住民族の大会”の代表の他、国際会議のスポークスマンとしても有名。1972年のHEART OF THE EARTH 他の多くのスクール設立。以来、30年以上も10以上のNPO、NGO組織を設立運営し現在に至る。教育、職業訓練、医療、ハウジング、法律相談、ビジネス支援等に於いて、米国先住民のコミュニティーに多大の貢献。毎年真夏に開かれるパイプストーンのサンダンス・セレモニーでも中心的存在。現在、アメリカンインデイアン職業訓練センター(AI0IC)の所長やピースメーカー・センターのエグゼクティブ・ディレクターとして活躍している。 ※オジブエ族は別名チプワまたはアニシナベとも言われる。 大倉正之助 能楽囃子大倉流大鼓 重要無形文化財総合認定保持者。 大倉流15世宗家故大倉長十郎の長男として生まれ、幼少より大鼓・小鼓の厳しい稽古を受ける。過去類を見ない大鼓ソリストとして新たな分野を確立し、至難の技とされる素手打ちにこだわり続けている。様々な国のアーティストとのライブパフォーマンス活動をはじめ世界各国の式典やイベントで演奏を披露。その活躍はCMやラジオ、国内外のTV、雑誌・新聞等で広く紹介されている。 http://www.hiten-jp.com |
主催 | NPO Nowa Cumig Institute(
http://nowacumig.org/
) 「マザー・アース・ツアー 2005」を支援する会 |