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長久手日本館 ゾーン3 演出・展示リニューアル

2005年4月29日
2005年日本国際博覧会(愛・地球博)
政府出展事業 長久手日本館


長久手日本館の主要展示『ゾーン3/プレゼンテーション』の演出、展示内容が4月29日(金)よりリニューアルしました。

 長久手日本館は、3つのゾーンとひとつの部屋で構成されています。展示スペース、ゾーン3では、豊かな森林空間で自然とのつながりを体感しながら、人と自然が共生していくための技術を紹介。メインとなる演出は「プレゼンテーション~自然の息吹/生命のきらめき~」で、突然広がる森の空間では、音・光・映像・霧・風・香りに包まれた森の1日を再現しています。
 ゴールデンウイークを迎え、より多くの来館者の方々に、「つなぎ直そう、人と自然」という日本館キーメッセージへの理解を深めていただくために、以下の通り演出展示内容をリニューアルしました。

演出プログラムを変更・追加しました

 ゾーン3空間の映像・照明については、15分の演出プログラムを1ストーリーとして展開しています。その演出内容として以下の5点を変更、追加し、演出性の高いシーン回数を増やしました。

  1. 地球の部屋外壁上部からミストが落ちる「滝」のイメージ演出回数を2回に増やしました。(変更前は1回)
  2. 床下面からドライミストが吹き出す「霧」のイメージ演出回数を5回に増やしました。(変更前は2回)
  3. センサー反応によりミストが作動する「小規模の滝」、「中規模の滝」のイメージ演出2カ所を新たに追加しました。
  4. 新たに立体的な空間演出目的で「霧」と「フォレストスクリーン」に照明レーザーを照射するために、2台の機材を新たに追加しました。
  5. 上記に伴い、全体のプログラムを組み直しました。(森の1日という演出テーマはそのままに、より楽しんでいただけるよう短いサイクルで盛り上がりシーンに出合える工夫をしました)

動物模型(アニマルスケープ)を追加しました

 ゾーン3空間演出のひとつとして、林立する紙管に3匹の動物模型を展示しています。これまで以上に来館者の方々に森のすみずみまで探索していただき、森に棲むたくさんの生物を見つける楽しみを感じていただくことを目的に、以下の11の生物展示を空間随所に追加しました。

  1. キツツキ
  2. カルガモ
  3. ムササビ
  4. タヌキ
  5. フクロウ
  6. カメ
  7. カエル
  8. セミ
  9. チョウチョ
  10. カブトムシ
  11. クワガタ 

※展示場所は別添参照ください。実際に空間で捜してみてください。


林立する紙管の小穴(テレスケープ)の数を追加しました

 森のイメージ演出として、林立する紙管の小穴の中に、動画と静止画の演出を従来3カ所設定していました。
 動画は、小穴をのぞくと鳥の目線でゾーン3空間が見えて、しばらくすると動物が現れるという演出。静止画は、小穴をのぞくと擬似的なゾーン3の森の空間が実在の森林に見えるという演出です。今回、動画2カ所、静止画2カ所合わせて小穴
を4カ所追加しました。

  1. 動画:小穴をのぞくとゾーン3の森の空間が見えて、しばらくするとチョウチョが現れます。(小穴追加1)
  2. 動画:小穴をのぞくとゾーン3の森の空間が見えて、しばらくするとフクロウが現れます。(小穴追加1)
  3. 静止画:擬似的なゾーン3の森の空間が、実際の森林のように見える小穴を2カ所追加しました。(小穴追加2)
  4. 静止画:同上