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説明会結果概要

2.自然環境保全に関する質問

Q:自然生態通廊は、博覧会後キャンプ場の邪魔になるので、壊してほしい。さらに壊すのなら無駄になるので、最初から造らないでほしい。入場料は大体5,000円になると聞いているが、高額な入場料を払った人は、一つでも多く展示物を見ようと思うので、自然生態通廊で青少年公園の自然を見ようとするだろうか。

A 自然生態通廊は、公園内に道路を作るというものではなく、森をいかに見てもらうかという視点で考え出されたもので、一方通行の細長い展示施設として考えていただきたい。道を水平につくることで、車いすの人でも訪れやすいようにしました。自然に対する負荷が最小になるような工法を検討しています。また、この通廊をどのように博覧会後に引き継ぐかは検討中であり、実際に建設するかどうかの判断はもう少し後になります。(協会) 

Q:青少年公園内でオオタカを2度見かけた。オオタカを保護するのであれば、生活圏である青少年公園全体を守るべきだ。協会の資料によると、ギフチョウの生活圏に通廊が通る。ギフチョウは三ヶ峯丘陵にもいるが、青少年公園のギフチョウを守ってほしい。

A オオタカについては、国際博会場関連オオタカ調査検討会で保護策を検討しています。今年確認された営巣についても、今年度の繁殖期の調査を進めてきているギフチョウについても、まだ今年の確認調査の結果しかないので、これまでのデータをお持ちの方がいれば提供していただきたい。今後の保護策は青少年公園が将来どうなっていくのかという検討の中で検討されます。(協会)