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説明会終了後の質問票による質問とその回答

5.生活環境に関する質問

Q:愛知県へ:夏場の渇水対策は県が保障してくれるのか。水不足は深刻。

A: 愛知万博の開催に伴う給水については、既存の長久手町の給水ルートとは別に、新たに県営水道から愛知中部水道企業団を通じて供給することとしております。なお、平成6年度の異常渇水後、味噌川ダム、長良川河口堰が完成し、水供給の安定が図られております。(愛知県)

Q:長久手には公営プールは1つしかありません。それが取り壊されると聞きました。万博の前に他に作っていただけるのでしょうか。青少年公園はみんなが利用しますが、子供たちも大勢利用します。万博のために(大人のために)子供の世界を壊さないで下さい。

A: プールのあるところは博覧会の展示施設として活用する計画ですが、取り壊すのではなく、博覧会終了後は現況復旧し、引き続きプールとして残すことを考えております。また、博覧会のための工事開始から現況復旧の間は使用できなくなりますが、工事期間をできるだけ短縮するよう工夫していきたいと考えておりますので、その間については名古屋市をはじめ周辺の施設をご利用いただきますようお願いしてまいりたいと思います。(愛知県)

Q:香流川は子どもが入って遊んでいる川です。下水を絶対に流さないでください。環境は青少年公園の中だけで考えないで暮らしている人にとっても考えて下さい。

A: 博覧会時の下水処理については長久手町浄化センターの余剰能力を超える量については、場内処理し、香流川に放流する計画で関係機関と調整しています。ご指摘のように香流川の水質が高いことから、下水処理については、高次の処理方法を採用し、水質の悪化を最小限とする方針で検討しています。(協会)

Q:騒音・大気汚染・渋滞・下水の問題等、町で生活する私たちにとっては毎日の生活を大きく変えられ脅かされるデメリットを感じていますが、それを上回るメリットはなんですか。

A: 町として、第4次総合計画において目指している「ふれあいひろがるまち創造のまち長久手」の実現に寄与するものと考えております。特に国内外との多様な交流の誘発、交通基盤などの地域整備の促進、環境と共生する地域社会の形成促進など、単に万博を一過性のイベントとしてとらえるものでなく、21世紀の長久手町のまちづくりに活かせるものと考えております。(長久手町)

Q:現在もダンプカーの積載物の落下で事故が多発している。フロントガラス破損・自転車の転倒など。今後工事が急に進んだら如何に取り締まるか。現在でも警察は手一杯でなんともならないという。

A: トラックからの積載物落下による事故を防ぐため町としては窓口指導及び現場での落下物があった場合は現場に出て処理をしています。過積載については、地元の切実な問題として、取締りを強力に要請していきます。(長久手町)

Q:交通問題・環境悪化・財政負担 万博の実施で静かな長久手町、緑豊かな長久手町の将来に不安

A: 万博開催時、工事時において、特に生活道路の交通環境への影響は極力低減に努めなければならないと考えております。町として交通環境(交通量調査、解析予測など)の調査を行い、この解析結果を基礎資料として、会場輸送計画の熟度の進展に併せて策を講じていきたいと考えております。また、町としては、愛知万博の開催は、環境意識の高いまちへの推進に強力な後押しになると考えています。(長久手町)

Q:長久手町は学校が多く、学生が交通事故にあうのではないかと心配しています。学校周辺の道路の構造について、単に道幅を広げるだけでなく、スピードの出せない交通方法を検討してください。

A: 検討項目の一つとして、とらえさせていただきます。(長久手町)

Q:子供の本当の文化(コンサートや展示に喜ぶことは本当の文化でしょうか)についてどうお考えですか。

A: 国際博覧会の開催は、地球規模の諸課題に対して、世界中の知恵を結集して解決策を提示するという一大イベントであり、次世代を担う人材の育成や市民参加活動、国際交流を大いに促進させることになります。こうした世界の人々と(子供を含めた)市民レベルの国際交流や文化交流が行われることにより、この地域の国際化と新しい文化の創造が促進されると考えております。(愛知県)