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愛知万博体験スクールの様子 高浜市

愛知万博体験スクール キッズ・プレイキャンパス2001 IN 高浜市

■愛知万博体験スクールの様子(活動内容)

「つち」と「わざ」の出会いの場 夏休み“鬼板師”弟子入り体験

平成13年8月25日~26日 鬼みち・かわら美術館

瓦の産地である高浜市では「-「つち」と「わざ」の出会いの場-夏休み“鬼板師”弟子入り体験」を開催しました。
鬼板師とは、鬼瓦をつくる職人のこと。地元・三州の鬼板師である萩原尚さんと梶川賢治さんのお二人を師匠に迎え、小学生・保護者あわせて10人が、夏休み最後の週末の8月25日(土)26日(日)の2日間にわたり弟子入りをしました。
1日目は、師匠から瓦にまつわる様々なお話を聞きながら、約4㎞の散策コース「鬼みち」に点在するユニークな鬼瓦や飾り瓦を探しながら歩きました。
2日目は、実際に鬼瓦づくりにチャレンジ。まずは、師匠がお手本としてヘラさばきを披露すると、その巧みな技に参加者一同感心しきり。
続いて、参加者のチャレンジがスタート。初めて触る瓦の粘土にドキドキしながらも、形づくりの面白さにみんな夢中の様子。約半日かけて出来上がった鬼瓦はいずれも個性あふれるユニークなものばかりで、師匠たちもその出来栄えの良さに舌を巻くほどでした。
参加者からは、「今まで屋根や瓦をじっくり見たことはなかったけれど、これからは気をつけて見てみようかな。」と、2日間の体験は、地元の伝統文化を見直す良い機会になったと思います。