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愛知万博体験スクールの様子 美浜町

愛知万博体験スクール キッズ・プレイキャンパス2001 IN 美浜町

■愛知万博体験スクールの様子(活動内容)

川の自然観察

平成13年5月12日(土)  布土川

美浜町と日本福祉大学の連携講座「川の自然観察」を、ビーチランドスタッフ3名の協力を得て開催しました。38名の参加者は、童心に返って生き物を捕るのに夢中になりました。初対面でも子どもたちはすぐに仲良くなり、家族同士が協力して魚を捕る姿に感動してしまいした。メダカ・カエル・ドジョウ・カワムツ・オイカワ・チチブ・フナ・カメなどいろいろな生き物がいました。最後に「来年まで元気でね」という思いをこめて、捕まえた生き物たちを放してあげました。

美浜里山保全クラブ(5月定例活動)

平成13年5月13日(日)  「内扇義朝の森」と周辺

5月にしては暑いくらいの良い天気の中、17名のメンバーで定例活動地をスタート・ゴールにして自然観察ハイキングをしました。南愛知カントリークラブ・美浜コースの外周をほぼ1周し、約7km歩きました。途中、植物や昆虫、または動物の観察をするとともに、自然観察指導員さんの話を聞きながら、楽しく過ごすことができました。
ゴールの後は、メンバーの中の板前さんが作ってくれたおいしいアサリ汁を味わいました。このアサリは地元のアドバイザーが前日にわざわざ採りにいってくれたアサリでした。
午後は桜の植樹をしたり、活動地隣接の畑にサツマイモの苗を植えました。

ヒメボタル観察会

平成13年5月26日(土)  時志観音

午後9時30分という夜遅くなってからの集合にもかかわらず、はるばる岐阜市から来られた家族を含めて70人を越える大勢の参加者がありました。
ヒメボタルは陸生のホタルで、体長は雄は9ミリ、メスは7ミリほどで、飛べるのは雄だけ。発生時期は天候にも左右されやすいので年によって1週間ほど異なり、時期も短い。
週初めに雨が降ったので羽化の時期と開催日が重なり、たくさんのホタルを見ることができた。
飛んでいるのを追いかけたり、手の中で見たり、参加者はその幻想的な光にとても楽しそうでした。

干潟の自然観察

平成13年6月3日(日) 奥田海岸 南知多ビーチランド

6月3日(日)、南知多ビーチランドの協力を得て、奥田海岸で『干潟の自然観察』が行われました。
遠浅になった海岸には、カニ・ヤドカリ・ボラ・ヒトデなどの生き物を発見。これらは海を浄化してくれる生き物なのだそうです。
また、昼食は、大鍋で作ったアサリ汁をみんなでいただきました。味もボリュームも満点で、参加者の満足そうな笑顔が印象的でした。
干潟での楽しい体験を通じて、人間にとって海が貴重な財産であることを感じていただけたことと思います。

美浜里山保全クラブ(6月定例活動)

平成13年6月10日(日) 「内扇義朝の森」と周辺

心配された雨も降らず、会員・指導者等合わせて約30人で6月の定例会を開催しました。活動内容は次のとおりでした。

  • トンボ池の観察と周辺整備

広さ約30平方メートルのトンボ池をのぞき込むとトンボのヤゴが見えました。早速タモで池をかき回すと、ギンヤンマやイトトンボのヤゴがザックザックと掬えました。池の周りをよく見ると羽化した後の抜け殻もたくさん見つけることができました。観察の後は、池の周りに積み上げてある土を移動しました。

  • 農園整備と収穫

付属農園の草取りと、タマネギ・ジャガイモの収穫をしました。昼食時にタマネギのアルミホイル焼きとジャガイモをふかし芋にして食べました。有機・無農薬栽培のため大きさは市販のものに比べかなり小さいのですが、味は格別でした。

  • 五平餅づくりの体験

飯ごうでご飯を炊き、練った後杉板のホセに付け、炭火で焼いて食べました。自分で作った五平餅の味は又格別でした。

  • 孟宗竹の伐採

活動地内に繁茂している孟宗竹を駆除するため、約30本伐採しました。伐採した孟宗竹はツリーハウスの屋根や床に利用する予定です。

「山王川の魚たちはどんな生活をしているのかな」

平成13年6月24日 山王川

60名を越える参加者で始まった今回の観察会。最初は子供の動きを見ていたお父さんたちもいつしか子供たちよりも一生懸命タモを操り、魚取りに夢中になっていました。
約1時間ほど採集し、自然観察指導員さんが詳しく解説してくれました。

美浜里山保全クラブ(7月定例活動)

平成13年7月8日 「内扇義朝の森」と冨具崎海岸

普段は山での活動を中心にしている美浜里山保全クラブですが、7月の定例活動では巻き貝を使った貝紫染めに挑戦しました。
まずメンバーは冨具崎海岸に行き、磯でイボニシという巻き貝をたくさん集めました。それを持ち帰って紫染めに挑戦。
まずイボニシをハンマーで割り鰓下腺とうところから分泌される半透明な液体を集めます。この液体が紫外線に当たると紫色に変わるのです。一個の貝からはごく少量しか取れないので、一着の服を仕上げるには相当な量の貝と労力が必要で、とても高い値段で取り引きされたり、高貴な身分の人しか使えなかったようです。
次にこの液体を皿に取り、筆を使って布に文字や絵を描き、布を日光に当てました。5分ほどで淡いやさしい紫色に変わり、みんな大いに感動しました。

「潮だまりにはどんな生き物がいるのかな」

平成13年7月20日 冨具崎海岸

日進市、半田市西春町のカブスカウト3団体、60人をはじめ地元や名古屋市の周辺から127人もの参加者がありました。あまりに多い参加者で4人の指導者は大忙し。うれしい悲鳴をあげていました。
参加者はタモや四つ手網を使い、一生懸命生き物を探しました。最初は濡れるのを嫌がっていた参加者もすぐに腰まで海水に浸かって楽しそう。中には海に潜って魚獲りをする参加者までいました。
その日は大潮でよく潮が引き、普段は入っていけない所まで行けました。おかげでウニやマダコたちも観察でき、参加者一同とても驚いていました。

「美浜町発スナメリ探索クルーズ」

平成13年7月28日

台風の影響か、三河湾は少し荒れ気味でしたが、スナメリ探索を始めました。
船長さんや南知多ビーチランドの講師の方をはじめ参加者の方々もデッキに出て、スナメリの姿を求め広い海を探索し続けます。
しかし、残念ながらスナメリを発見することができませんでした。
船が港に着いた後、南知多ビーチランド施設裏側探検ツアーが行われ、水槽の中ではありましたが、スナメリを見学することができました。