2004年12月9日
日本ガイシ株式会社
日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)は2005年日本国際博覧会(愛・地球博)で、民間企業7社共同によるパビリオン「夢みる山」に「水」をテーマにしたライブシアター「NGKウォーターラボ・水のふしぎ研究室」を出展します。また、プレイベントとして「NGKウォーターラボ・サイエンスキャラバン」を実施します。
水をテーマに、立体映像とライブパフォーマンスを融合したサイエンスショーを展開します。シアターは水のことなら何でも知っている水の博士「ドク・ウォーター」の研究室(ラボ)という設定。ラボを訪れた観客は、ドク・ウォーターが繰り広げる水の不思議な性質に関する科学実験と迫力の立体映像を楽しみながら、生命を育む水の循環について知ることができます。(客席数118席、上映時間10分)
客席の前方に設置する4面(正面、左右、天井)のスクリーンに立体映像を映し出します。専用のメガネを装着すると、映像の中に入り込んだかのようなバーチャル・リアリティー(仮想現実)を体感できます。観客に迫る大洪水、気体・液体・固体と姿を変えながら地球を巡る水、輝くダイヤモンドダスト、雷や竜巻などの自然現象が目の前に飛び出してくる、臨場感たっぷりの迫力ある立体映像を楽しめます。
客席前方のステージで、ドク・ウォーターが雲をつくったり、水を一瞬で凍らせたり、ダイヤモンドダストをつくるなど、水の不思議な性質に関する実験を行います。水の循環に関わる水の三態(気体・液体・固体)変化について、雲の中で起きている現象を中心に紹介します。また、観客の一部が突然霧で包まれるなど、水を体感できる演出も行います。
実像(ドク・ウォーター)と虚像(立体映像)を組み合わせた多彩な表現による新しいライブパフォーマンスを展開します。迫力の立体映像とドク・ウォーターのリズミカルなダンスやマイムアクションで、観客とステージが一体となってショーを盛り上げます。
プレイベントとして「NGKウォーターラボ・サイエンスキャラバン」を実施します。本年12月から来年2月にかけて、全国5カ所の小学校や科学館などで「水のふしぎ実験教室」を開催。「NGKウォーターラボ」で行う科学実験を当社の社員が実演し、水の不思議な性質や水の循環について紹介するとともに、「愛・地球博」や「NGKウォーターラボ」のPRを行います。
水の不思議な性質に関する実験を行い、水の循環に関わる水の三態(気体・液体・固体)変化について、雲の中で起きている現象を中心に分かりやすく解説します。
「水の惑星」とも言われる地球の環境は、水の不思議な性質によってつくられ、守られ、さまざまな生命が育まれています。地球上にある水のうち、私たちが使うことができる水は0.01%しかありません。それでも水を使い続けることができるのは、水が姿を変えながら絶え間なく循環しているからです。
当社は家庭用浄水器から上下水処理まで、生活に欠かせない、水に関連する事業を幅広く展開しています。また、「ものづくり」に携わる企業として科学の楽しさや面白さを伝えたいと考え、1997年から科学雑誌「Newton」に「家庭でできる科学実験シリーズ・NGKサイエンスサイト」を毎月連載しています。ここで紹介した簡単な実験や工作がきっかけになり、子どもたちに科学や技術に興味を抱いてもらうことが我々の願いです。
「愛・地球博」に出展する「NGKウォーターラボ」でも、水に関する科学実験などを通して水の不思議や大切さをあらためて考えるきっかけになり、未来を担う子どもたちに自然や科学への好奇心が芽生えることを願っています。また、当社が水に関わる企業であることへの理解を深めてもらいたいと考えています。
NGKウォーターラボ演出イメージ
(左)ロゴマーク、(右)ドク・ウォーター
・出展場所:長久手会場(愛知県長久手町)企業パビリオンゾーンB
・出展企業:テーマゾーン;積水ハウス、中日新聞社、中部日本放送、東海テレビ放送(4社共同出展)
オリジナルゾーン;シヤチハタ、ブラザー工業、日本ガイシ(3社個別出展)
・共通テーマ:21世紀のちから
NGKウォーターラボ ~水のふしぎ研究室~ ウェブサイト
http://www.ngk.co.jp/mizu/
≪お問い合わせ先≫ 日本ガイシ広報部 佐藤、上岡 TEL(052)872-7181