カナダ・パビリオンの全容を事前公開
2004年11月16日
カナダ政府は本日、2005年愛知万博のカナダ・パビリオンへの来場者を迎えるエキサイティングな体験の概要を報道関係者に事前公開しました。また、愛知万博カナダ政府代表のノーマン・モイヤー氏は、技術的機能を強化したガイド、｢テク人｣を紹介しました。このテク人の高度のデジタル表示技術により、来場者はカナダを体験する道を選択することができます。
モイヤー代表は次のように語りました。“私共が愛知万博で企画しておりますカナダの体験の概要を、日本の報道関係の皆様にいち早くお見せすることができますことを喜んでおります。カナダ・パビリオンは、日本とカナダとの関係を強化するためにカナダ人と愛知万博来場者とを結びつけると共に、カナダの多様性と、世界におけるコミュニケーションと協力の大切さを訴えかけます。”
この記者発表会では、カナダ・パビリオンの設計とコンセプトを表した3Dアニメーションと、カナダ・パビリオンのユニークでインタラクティブな発見の旅に来場者を案内する6人のカナダ人ガイドからの挨拶を紹介しました。パビリオンでは、物語を伝える高度の技術を駆使し、相関性をもつ三つの概念のスフィア(圏)を通して、多様性の叡智のテーマを探求します。つまり、ジオスフィア(豊かな自然の神秘圏)、バイオスフィア(多様な生命の驚異圏)、エスノスフィア(多民族文化の生地圏)の三つです。
また本日、プロトタイプの｢テク人｣が紹介されましたが、カナダ・パビリオンで来場者を歓迎する テク人は、さらにインタラクティブ性を進化させた次世代のものになる予定です。
インタラクティブで、マルチメディアのフォーマットで表現されるこれら6人のカナダ人の物語は、 愛知万博カナダ・パビリオンの核心を成すものです。これらのガイドは、多くの文化から形成され、多くの地勢で形づくられたカナダのユニークな個性というものを表しています。愛知万博へのカナダの参加に関連する詳しい情報は、新たに更新されたウェブサイト(
www.expo2005canada.gc.ca
)でご覧になれます。
“カナダは2001年に、海外の国としては最初に2005年愛知万博への参加を公式表明しました。また、多様性の叡智についてお話させていただくために、海外の国としては初めてこの新しいプレスセンターを使用させていただくことを光栄に存じます。”とモイヤー代表は語りました。
