サイト内検索

マンモス発掘・展示プロジェクト、実現に向けいよいよ第2段階へ―ロシア連邦サハ共和国(ヤクーチャ)と覚書を調印―

(財)2005年日本国際博覧会協会は、既にご案内の通り、昨年7月17日、同席において、約一万年前に絶滅したとされるマンモスを、シベリアの永久凍土から発掘し、愛・地球博会場に展示する旨の計画を発表いたしました。
そして、同日、「愛・地球博マンモス発掘・展示実行委員会」を発足、8月には第一次調査チームを編成、現地派遣し、情報収集にあたる中で様々な角度から実現に向けた可能性を探ってきました。

そうしたなか、 ロシア連邦サハ共和国(ヤクーチャ) 内のウスチ・ヤンスク郡で、マンモスの頭部等が発見されたとの情報を入手し、発見現場を含めた現状確認を行うと共に、愛・地球博での発掘・展示に関る諸条件をクリアすべく、ロシア連邦政府、ロシア連邦サハ共和国(ヤクーチャ)政府等、関係機関との協議を行ってきました。

今月12日(日)にアキーモフ副大統領を始めとしたサハ共和国関係者が来日(月)、本プロジェクトの推進に関し、協議を行ってまいりましたが、1月16日(金)午前、都内にて、アキーモフ サハ共和国副大統領と中村博覧会協会事務総長との間で協議を行った結果、最終的な合意に達し、発掘された個体について、日露共同事業という枠組みの下、追加発掘と学術研究を行い、愛・地球博会場において、世界で初めて冷凍状態のまま展示を行うことを確認した覚書の調印を、午前11時30分に取り交わしました。

今回の調印が大きな弾みとなって、愛・地球博に対する一般の方々の関心が更に高まり、期間中の来場促進につながるものと期待しています。

前列<br>(左)アキーモフ サハ共和国副大統領<br>(右)中村利雄博覧会協会事務総長<br>後列<br>(左)(事務局)<br>(中央)福川伸次委員長<br>(右)鈴木直樹委員長

前列
(左)アキーモフ サハ共和国副大統領
(右)中村利雄博覧会協会事務総長
後列
(左)(事務局)
(中央)福川伸次委員長
(右)鈴木直樹委員長

(左)アキーモフ サハ共和国副大統領<br>(右)中村利雄博覧会協会事務総長

(左)アキーモフ サハ共和国副大統領
(右)中村利雄博覧会協会事務総長