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万博トピックス

「タイヘン」づくめの講演会


 博士が宙を舞う講演会が存在したでしょうか?日本ゾーン・長久手愛知県館で開かれる「地球タイヘン大講演会」は、タイヘンなありさまです。白衣に黒縁めがねの江古野守(えこの・まもる)博士がまばゆい光に包まれて宙を歩き、皆さんに地球温暖化のタイヘンさを訴えるのです。地球の温暖化、ステージの演出ばかりがタイヘンなだけでなく、演じるキャストの人たちもタイヘンなのです。20分の公演を1日約20回上演して、会期中の185日間に合計3300回もの公演を行うのです。すべてがすべて、タイヘンづくめの大講演会なのです。
 そんなタイヘンな講演会で、博士は何を皆さんに呼びかけているのでしょうか?温暖化のタイヘンさもあります。しかし、タイヘンな目に遭いながら博士が訴えたいのは私たちが「変わる」ことです。「変わる」ためには、明日があるという希望を持たなくてはなりません。私たちが引き起こした温暖化によって5300年の眠りを覚まされた「アイスマン」が、私たちに恨みをぶつけるのではなく、明日へのメッセージを優しく諭してくれます。