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万博トピックス

マンモスがやってきた!


 マンモスは絶滅していません!?万博会場に、今から約1万年前に絶滅したはずのマンモスが姿を見せたのです。会場で出会えるマンモスは頭部と左足の一部(3月25日から1週間の期間限定でお尻の一部を公開)だけですが、残された遺物に体毛、皮膚が残り、かつてノシノシ歩き回っていた昔をしのばせてくれます。「絶滅した」といっても、生きていた痕跡をこの世に残しその姿を想像できる限り、「絶滅」とは言えないという意見もあるようです。
 会場にやってきたマンモスは牙の長さ3.2メートルで、頭部から計算される全長は5メートル近くです。現世の陸上最大の動物・アフリカゾウが全長7メートルほどで、それと比べると少し小柄ですが、動物仲間ではかなり大きい方でしょう。マンモスの全身は長さ約90センチもの長い体毛で覆われ、この「分厚いコート」でマンモスは寒さをしのぎました。ゾウより立派な牙を持っていますが、耳は小さく頭が出っぱっているのがマンモスの特徴です。
 現在、私たち人間の手による環境破壊、乱獲などによってすでに出会えなくなってしまった生物も数多くいます。会場を訪れてマンモスに出会うことは、私たちが「失ってきたもの」の大切さをきっとあなたに実感させてくれることでしょう。長久手会場のグローバル・ハウス正面にあるオレンジホール、ブルーホールどちらかの入り口を通り抜けて、マンモスラボでマンモスに会いましょう。