愛・地球博の長久手会場は、もともと公園でした。万博施設も自然を残す形で建設されており、一足伸ばせば素晴らしい自然に出会えます。晴れの日はさわやかに、雨の日にはしっとりと、美しい姿を見せる日本庭園。パビリオンめぐりとは一味違う、安らぎの風景をコレクションしました。
かえで池周辺の新緑の中に、複数の赤いカエデ。新しい葉はまるで紅葉しているかのようです |
スイレンの花が咲き始めました。葉の間から顔をのぞかせる真っ白な花が美しい |
庭園に響く滝の音が、訪れる人を和ませてくれます。石の段差でできた2つの滝が仲良く一緒に流れます |
「導入の庭」にある渦巻状の水場。渦巻く水に何を思いますか。心が流れに吸い込まれる(?)ようです |
小さな愛らしい花が雪にも例えられるユキノシタ。日陰や湿った所を好み、かえで池の近くに咲いています |
赤と白の花が組み合わさったような不思議な形をした西洋オダマキ。色のコントラストが鮮やかです |
夫婦のように寄り添うメタセコイヤ。木の下で、語らう人の姿が見られます |
見事な石の造形は茶室の東側にあります。一つ一つ違う石の表情をじっくり眺めてみてください |
さりげなく咲くブルーの西洋オダマキ。控えめな色が雨露に濡れ、いっそう艶(つや)を増しています |
薄い黄色の花が緑に映えるオダマキ。いろんな方向を向いておしゃべりを楽しんでいるような風景です |
霧を発生させた景色は深山の趣が……日本庭園で一番重い29トンもある石がどっしりと立っています |
茶室奥の湿地に静かにたたずむカキツバタと池に咲くスイレンの情景は、モネの絵を連想させるようです |
岩の周辺にポコポコとした花を咲かせるアメリカシャクナゲ「カルミア」。淡いピンク色が優しい印象を与えます |
今、日本で一番訪問客の多い(?)草壁家も、夏仕様に。展望台から映画のワンシーンを思い起こすのもいいものです |
花から鈴の音が聞こえそう。ネジキという名前は、幹がねじれているのが名前の由来とか。秋には紅葉も楽しめます |
大きなかえで池に、大きなコイ。ゆったりと泳ぐ姿に、たくさんの人が池をのぞき込みます |
霧が煙る中、アジサイが見ごろです。雨の日には、日本庭園を彩る主役となります |
キッコロゴンドラは、かえで池の真上を通ります。日本庭園を見渡せる上からの景色を堪能してください |
傘のように広がった形がおもしろいガクアジサイ。しっとりとした姿が見ごろです |
夕方になると明かりがともる「美濃和紙あかりアート展」。日本庭園の夜を幻想的な空気が包みます |