【写真左】友好の象徴であるハトを抱えた人面彫刻「ヌズヌズ」
【写真右】祝宴の儀式で使われる手彫りの巨大な深鉢
世界最大の2重ラグーン(礁湖)「マルボ・ラグーン」が存在するソロモン諸島には、無数のさんご礁があり、その美しさは訪れる人々に強烈な印象を与えています。
展示品の人面の彫刻「ヌズヌズ」は、戦いの時に、舟の先端に取り付けられていたものです。ハトを抱えた人面は友好の象徴、人頭を抱えていれば戦いの意を示す印として使われていたそうです。
第二次世界大戦では、首都ホアニラのあるガダルカナル島をはじめ、ソロモンの島々で激しい流血戦が行われ、多くの悲劇が生まれました。痛手を負った過去があるからこそ、現在のソロモン諸島の人々は愛に満たされ、島々は自然と平和に包まれています。
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