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【写真】グルジアの質の高いブドウと、ワインの貯蔵つぼ「クエブリ」（右下）

ワイン発祥の地といわれる「グルジア」。コーカサス地方のワイン文化は7000年にも及ぶという説があり、グルジア国内には500種以上のブドウが存在します。ワイン文化が根付き、世界の長寿地方として知られるコーカサスの中心といわれるグルジアは、歴史が培ったワインを適度に飲むことも長寿の秘訣（ひけつ）とされています。

グルジアワインの特徴は貯蔵方法。赤土でできた「クエブリ」と呼ばれるつぼに原料を入れ、地中に埋めて発酵させます。一定の温度に保たれるため、芳じゅんで濃厚な味わいに仕上がります。グルジアワインといえば、甘口の赤ワインが代表的で、体内のコレステロールの酸化や、高血圧、動脈硬化の予防に効果のあるポリフェノールが多く含まれています。グルジアでは、生産量が少な目の白ワインにも、ヨーロッパ産の赤ワインに匹敵するほどポリフェノールが入っています。

館内のレストランでは、グルジアワインを赤白ともに飲むことができます（1杯500円）。