ページ内を移動するためのリンクです。


サイト内検索

見る ‐パビリオン案内‐

森林を持続的に管理する活動を、世界に発信

パビリオン内部の画像1 パビリオン内部の画像2

【写真左・右】ITTOの存在や活動の様子を訴えかける展示

国際熱帯木材機関はITTOと略され、熱帯林資源の保護、持続的な管理、有効活用および貿易促進を目的とする政府間組織。日本に本部がある唯一の国連条約機関で、1986年に創設されました。環境をテーマに掲げる博覧会を通じて、熱帯木材の持続的な利用を世界に向けて発信すべく、広大な熱帯雨林の写真と植物で自然の雰囲気を出しながら、活動内容をパネルで紹介しています。

熱帯雨林は「世界最良の木材」の一大供給源で、消費国の日本などはその恩恵を受けています。また、森林は、クリーンな水をもたらし、大気中の有害物質を除去し、何百万種類もの動植物の生息地を供給しているうえ、近辺に住む人々に食料や家などの建築材料を与えています。その重要な熱帯雨林が人間の手で滅ぼされ、森林破壊は特に熱帯地域において今なお続いています。

ITTOは、熱帯林の正しい経営を支援し、熱帯雨林計画で33の国々にまたがる1000万ヘクタールの森林を保護しています。プロジェクトでは、森林を持続的に管理、保全し、林業の発展を促し、管理された森林からの木材による貿易の増加を目指します。

森林の大切さを訴え、森林を将来に渡り持続的に管理する活動を、万博を通じて伝えています。

国際熱帯木材機関
本部 : 横浜
加盟国 : 生産国・33カ国、消費国・25カ国