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環境問題に焦点をあてた経済協力開発機構の活動

パビリオン内部の画像1

【写真】館内に展示された写真の数々

「OECD」とは、「経済協力開発機構」という国際経済全般について協議することを目的とした国際機関です。財政・金融の安定による高度な経済成長の持続、発展途上国の援助、世界貿易の拡大などを目的とし、広範囲な活動をしています。愛・地球博の会場でその存在を紹介するとともに、活動のなかでも精力的に取り組む環境問題についてパネルで説明しています。

2001年に発表された「OECD世界環境白書」では、広範囲なデータを収集・分析して、経済、社会、技術の各分野における2020年までに起こりうる環境変化を予測しました。環境への負荷の度合いにより、危険度を3段階に分けた一覧では、最も危険度の高い項目に、気候変動や生物の多様性維持、漁業資源の乱獲を挙げ、緊急課題として取り組んでいます。

また、「OECD環境戦略」のパネルでは、2001年の「OECD世界環境白書」を経て掲げた戦略の進ちょく状況を評価・報告しています。2004年に開かれたOECD環境大臣会合では、「さらに大胆な政策を導入しない限り、OECD諸国が2010年を期限として設定した環境目標を達成するのは難しい」との結論が明らかにされています。

経済協力開発機構
本部 : パリ
加盟国 : 30カ国