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見る ‐パビリオン案内‐

大ビジョンで繰り広げられる非日常の世界

パビリオン内部の画像1 パビリオン内部の画像2 パビリオン内部の画像3

館内をひと目見れば、そのダイナミックな造りに胸躍らせることでしょう。床面、壁面、天井に巨大なビジョンが設置されていて、アニメ・映像の鬼才、押井守監督が手がける世界初の体感型映像を、館内を囲むらせん状のスロープか、床の上のどちらかで楽しむことができます。

テーマは「20世紀に壊れかけた地球環境をいかに再生するか」。「命の尊さ」や「人間中心の世界」を表現したシアターは、2ヵ月ごとに上演内容が入れ替わり、3章で完結します。館内には魚、鳥、犬をモチーフとした擬人像も登場し、押井監督の独創的な世界を見ることができます。

第1章「靑鰉(しょうほう)~水の循環~」(3月25日~5月24日)では、太古の昔から命の誕生を支えてきた「水」をテーマに、地球誕生から現在までの生命の営みを描写します。火山の爆発や雷雨によって海が出現し、生命が誕生。水は循環をはじめ、生命もまた、輪廻転生を重ねます。

つづく第2章「百禽(ひゃっきん)~時を渡る~」(5月25日~7月24日)では、自由に羽ばたく鳥「百禽」が登場し、時の流れとともに変化する地球環境を空から眺めます。美しい海の上を舞う鳥は、次第に破滅する世界へといざなわれ、人間が作り上げた文明の無慈悲さを物語ります。

そして第3章「狗奴(くぬ)~未生(みしょう)の記憶~」(7月25日~9月25日)では「何に生まれてくるか選べない不条理」など、命の偶然性や不思議さ示します。

シアターで繰り広げられる非日常的な物語は、見る角度によって、感じ方が変わります。床に広がる大画面上に立てば、自分がビジョンの中に引き込まれたような感覚で楽しめます。一方、スロープの上では、大きく床に映し出される映像を上からじっくりと眺めることができます

10分の上映で繰り広げられる、ダイナミックな太鼓や雨などの音響、音に合わせた光の演出効果は迫力満点。映像群に自らの記憶を重ね合わせれば、きっと地球環境に対する「何か」を感じるはずです。それが、押井監督が意図する「めざめ」です。

【写真上】テーマシアター「めざめの方舟」全景((C)88mm・deiz/Chunichi・CBC・Tokai TV)
【写真中】シアターの天井((C)88mm・deiz/Chunichi・CBC・Tokai TV)
【写真下】第3章「狗奴(くぬ)~未生(みしょう)の記憶」より((C)88mm・deiz/Chunichi・CBC・Tokai TV)

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