最先端IT技術を活用し、希少動物たちとの触れ合いを仮想体験することができます。
パビリオンの中に入るとまず、来館者は入場券をスタッフに提示します。さらに、一人ひとりの顔が撮影され名前が入力されます。これは、館内で展開される映像を、一人ひとりの情報に対応させるためです。
最初の「プレショー」では、専用情報表示端末を首から提げて動物探検に出発! 展示スペースに設置された赤いマークに端末を近付けると、約50種の動物たちの情報や写真、映像が次々と表示されます。自然の中で生き生きと動く姿に目を奪われますが、実は世界中で絶滅の危機に瀕している希少動物ばかりです。
「メーンショー」では、乗り物に乗っての冒険が体験できます。特殊な双眼鏡をのぞくと、目の前にフクロウ博士が現れ「プロローグ」「ジャングル」「サバンナ」「オーシャン」「エピローグ」の5つのゾーンを案内してくれます。入り口で入力したデータを基に、自分の名前が呼ばれたり顔写真が現れるのにはビックリ。立体映像と迫力の音響システム、キリンやワニの鼻息を実際に感じさせる演出など、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
最後の「ポストショー」では、楽しかった冒険を再体験できます。入場券をかざすと、「メーンショー」の映像に自分の顔写真が映し出されます。日立グループ館の公式HPでも来館の翌日から1カ月間、入場券番号を入れれば、この映像が記念写真として表示され、ダウンロードもできます。
【写真上から】「入館時に顔写真をパチリ」、 「専用情報表示端末で希少動物の情報を見る」、 「ハンドセンサーで、映像中の動物と触れ合える」、 「メーンショーでは特殊双眼鏡が大活躍」、 「立体映像で目の前に現れる希少動物」
仮想空間の世界へ乗り物で案内される「メーンショー」とは異なる「プレショー」。ここでは自分の足で歩きながら、世界中に点在する動物を探してみましょう。
「プレショー」では、来館者一人ひとりに渡される専用情報表示端末で、緊急に保護が必要とされている希少動物約50種に出会うことができます。ジャングルやサバンナをイメージした展示スペースのあちこちにある赤いマークを見つけたら、立ち止まって首から下げた端末を近づけてください。手元の液晶ディスプレーに動物たちが現れ、生息地や環境、生態や特徴などの情報を文字で表示します。
見ているだけで楽しくなりますが、少し足を止めて考えて見ましょう。これらの動物たちのかわいらしいしぐさや、周囲の自然と調和した美しさなどが、近い将来に地球上から消えているかもしれません。自然破壊や乱獲など、生息環境の変化がたくさんの野生動物たちを絶滅の危機に追いやっている現実を「プレショー」では教えてくれます。
【写真上】展示スペースで赤いマークを見つけたら、立ち止まって情報をチェック
【写真下】専用情報表示端末の液晶ディスプレーで希少動物の姿や生態を確認できる
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