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【写真左】労働者を象徴する彫刻
【写真右上】木琴の「バラフォン」
【写真右下】ディレクターのディアロ・ママドゥ・サイドゥさん

ギニア共和国ブースには、驚くほど大きな木彫りがあります。男性をモデルに労働者の象徴としてつくられたもので、躍動感あふれる迫力に満ちた作品です。ブースだけでなく、アフリカ共同館前にも展示した木彫りの置物が来場者を出迎えます。

ちょっと変わった、よろいのような形をした彫刻もあります。これは「ニンバ」と呼ばれ、子宝の女神として大切に扱われているそうです。同国の紙幣にも描かれており、国家繁栄の願いも込められています。

木でつくった楽器もあります。「バラフォン」の名でも知られる木琴で、ギニア以外の国でも見られますが、元は、ギニア北部の村で決められた人しか演奏できない「ソソバラ」という楽器から出来たものだと、ディレクターのディアロ・ママドゥ・サイドゥさんは教えてくれました。「ソソバラ」は今でも、王様のように崇められている貴重な楽器だそうです。

ディレクターのサイドゥさんからのメッセージです。「ギニアの文化の豊かさを伝えるため、ブース以外でも彫刻を展示しています。私たちの文化に興味のある人たちと交流をしていきたいです」