モーリタニア・イスラム共和国は、国土の4分の3が砂漠です。
緑と黄の国旗の色でデザインされたブースに入ると、あちらこちらに砂漠の写真や絵が飾られています。砂漠で生活する遊牧民のテントが展示されており、平たいかごに入った砂とその上に並ぶ色とりどりの駒のようなものを発見。これは「クル」と呼ばれる遊び道具で、果物の種に色を付けたものを使って遊びます。自然の物を利用した環境に優しいゲームといえます。
伝統楽器もずらりと並びます。動物の皮を使った太鼓や弦楽器など、砂漠の長い夜を、自然の音色と共に歌い踊りながら過ごす姿を想像します。
そしてわらぶき屋根のキノコのような形をした住居がもう一つ。砂漠に限らずそのほかの地域でも見られる伝統的な家です。中では、街の様子などを映像で紹介しています。
ディレクターのカッセ・アブバックリさんからのメッセージです。「モーリタニアのパビリオンでは、産業と伝統工芸の展示をしています。ぜひ見に来てください」
【写真上】遊び道具の「クル」
【写真下】動物の皮を使った太鼓や弦楽器
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