カメルーン共和国はアフリカ大陸の中心部に位置し、気候も文化も多様性にあふれた国です。濃い樹木に覆われた南部とは対照的に、北部はサバンナの大草原や大森林 が広がり、アフリカの特徴的な生態系が集約された国です。
250以上の民族がいることで、変化に富んだ豊かな文化がはぐくまれています。カメルーンブースに入る前に気付かない人が多いかもしれませんが、 ブースは北部に住むモズゴム族の家をイメージした作りになっています。実際には、土と牛ふんを混ぜ、アリ塚を模した形につくり上げます。外が暑くても中は涼しく、 外が寒くても中は暖かくと、まさに自然の叡智を上手に利用したつくりになっているのです。ミニチュアで全形を確認できます。
その昔、部族間を行き来する際に証明書として使われた手のひらサイズのマスクや、祭事やダンスで使う木彫りの面にも、各部族の特徴を見ることができます。
ディレクターのチ・ゼフィリヌスフルさんからのメッセージです。「すべてのアフリカが集約したカメルーンにようこそ。カメルーンは多様性に満ちた国です」
【写真上】カメルーンブースの外観
【写真中】いろんな部族の面
【写真下】ディレクターのチ・ゼフィリヌスフルさん
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