【写真左】サモアの伝統家屋ファーレ
【写真右】ファーレの中では豊富な土産物の数々を販売
古来、村落中心の文化を持つサモアでは、村の慣習が重んじられ、人と人とのつながりを大切にしています。
南太平洋館で展示されている伝統家屋「ファーレ」は、そんなサモアの風習から生まれました。村の集会や住居用家屋として、今もなお使用されています。
杉の木の柱と、乾燥させたヤシの葉の屋根でできたファーレは、日本の宮建築のような、くぎを一切使わない工法で建てられています。屋根には強い風が吹いても飛ばされないように、55度の角度がつけられ、スコールの多いサモアで編み出された知恵が生かされています。
ファーレの中では、南太平洋館の出展国6カ国の土産物を販売しています。パンダナスの木の皮でできたバッグやココナツのせっけんなど、涼しげな品々が並びます。
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