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南の風を受け太平洋を航海した大型カヌー「カリア」

パビリオン内部の画像1 パビリオン内部の画像2

【写真左】パビリオンの真ん中に飾られた「カリア」
【写真右】カリアをかたどった土産も人気

南太平洋館のシンボルとして、トンガから運ばれ中央に鎮座する大型カヌー「カリア」。古くから独自の文化を形成していたトンガの人々は、カリアに乗って島々を転々としながら生活をしていました。

アウトリガーと呼ばれる構造のカリアは、2本の腕木により、強い風が吹いても安定し、前後両方向に進むことができます。15メートル四方、高さが14メートルもあり、大きな丸太をつなぎ合わせて作られています。

高さ10メートルもある帆は、パンダナスの樹皮が織り合わせられています。かつて、トンガの人々は、この大きな帆で南の風を真っ向に受けながら、太平洋を航海したのです。

展示するカリアは、実は紀元前1500年に使われていたもののレプリカで、大きさは3分の1ほどに縮小されています。当時の船には、最大100人もの人を乗ることができたようです。

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