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【写真左上】宙を舞って環境問題を訴える江古野守博士
【写真右上】「江古野守博士」演ずる天野鎮雄さん
【写真下】水の美しさを妖精のしなやか演技で表現

会期185日間に合計3300回もの公演を目指す「地球タイヘン大講演会」。博覧会のホスト県である愛知県が、地元愛知の俳優・天野鎮雄さん率いる劇団「劇座」の俳優に演じてもらい、環境問題を生の言葉とパフォーマンスで伝えます。

講演は、天野さんらがふんする江古野守博士の「地球は滅亡します！」の叫びで本題がスタート。地球温暖化がなぜ起きるか、真剣に地球を考える大切さを、時に名古屋弁を交えて訴えます。水をたたえた美しい地球を実感させるため、会場全体を広い銀河系に様変わりさせたロマンあふれる演出の中、博士が宙を舞って語りかけます。

演出もさることながら、講演展開の多彩さが見どころです。私たちが引き起こした温暖化によって5300年の眠りから目覚めた「アイスマン」が「絶望でなく希望を語りましょう」と諭す場面、風力発電を風車を用いて説明する場面、水の美しさを表現した妖精のしなやかな演技……など観客を飽きさせません。

講演会は約20分で、毎日10時から午後8時まで、00分と30分にスタート。天野鎮雄さんの公演は月曜に不定期に行われます。