ピラミッドに次ぐ大きな石群遺跡「グレート・ジンバブエ」を展示写真で見ることができます。ここは、11世紀から15世紀にかけ最も栄えていた黒人大国の中心でした。ジンバブエとは「石造りの家」を意味しており、国名の由来になっています。
展示ブースにたくさんある置物は「ソープストーン」から作った工芸品。名前の通り加工しやすい石でカバやゾウなどの形をした作品は、どれも丸みがありやさしい表情が特徴です。
ジンバブエのおもしろ楽器も体験できます。ショナ族の民族楽器「ムビラ」と呼ばれる親指ピアノで、木箱についている2段の鍵盤を親指ではじくように演奏します。このタイプの楽器はほかの国にも多く見られますが、ジンバブエ製は丸い形のアルミがついていて音がジリジリと響くのが特徴です。素朴でクールな音色を楽しんでください。
アシスタントディレクター、ジェフリー・マンジェングワさんからのメッセージです。「文化や自然を紹介する展示物を通して、ジンバブエを知ってください」
【写真上】「ソープストーン」から作った工芸品
【写真中】民族楽器「ムビラ」
【写真下】アシスタントディレクターのジェフリー・マンジェングワさん
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