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【写真左上】ミセスプレス
【写真左下】ディレクターのツェッポー・マケーネさん
【写真右】ネルソン・マンデラさんとサッカーボールの形をした優勝トロフィー

約250万年前のものとされる頭蓋骨「ミセスプレス」は、ヒト科のもっとも古い祖先とされる「アウストラロピテクス・アファレンシス」の次に現れた人種で、完全形に近い状態で発見された貴重なものです。すでに２足歩行をしていたという点では、初期人類の足跡の化石「イブの足跡」と同様、とても興味深い展示物です。

南アフリカを民主化に導いたネルソン・マンデラさんが笑っている写真があります。アパルトヘイト（人種隔離）と戦い続け、やっと獲得した自由。27年に及ぶ囚人生活の楽しみだったサッカーの優勝トロフィーには「生き抜いて自由を勝ち取りたい」という痛烈な思いが込められており、自由獲得までの長い道のりを感じることでしょう。

ディレクターのツェッポー・マケーネさんからメッセージです。「人類の起源から民主化10周年を迎える南アフリカの歴史を見てください。そして生命のリズムを分かち合いましょう」