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スペシャルインタビュー

山根一眞さんの画像 Windows Media Player 9で動画を再生する

やまね・かずま
1947年東京都生まれ。著述業のほか、NHKテレビキャスターも務めるなど、多方面に活動の場を広げる。2005年4月には、長久手と瀬戸の愛知県館を徹底紹介した「愛知県館総合プロデューサー 山根一眞の愛知万博でらガイド」を出版している。

ホスト県として環境問題に正面から向き合う
長久手愛知県館 総合プロデューサー 山根一眞さん

愛知県は、「長久手愛知県館」と「瀬戸愛知県館」の2つのパビリオンを出展していますが、テーマや課題は違います。

「長久手」では、「世界一の工場」といわれる愛知県が将来、環境に対して何をなすべきかを、きちんと展示しようと考えました。この難しいテーマを、最高のエンターテインメントとして楽しめるよう、ライブパフォーマンス「地球タイヘン大講演会」を企画しました。脚本・演出はスーパー歌舞伎を手掛ける横内謙介さんなので、観客はハラハラドキドキしながら、地球の環境問題について理解を深められるのではないでしょうか。

「瀬戸」は当初、メーン会場となる予定でしたが、希少な野生動物をどうするかが問題になり、結局、海上の森の大半が会場用地から外れました。パビリオンを建てる以上は、この問題に向き合うしかないと思いました。自然や命を大切にしないとどうなるのか? ミュージアム空間「森の繭」では、オランダのライデン国立自然史博物館から、絶滅したニホンオオカミ、ニホンアシカ、ニホンカワウソの本物の標本を借りて展示しています。また、館内には会場建設のために伐採したコナラの20メートルの大きな木を移植しています。森そのものを直視して、その未来を考えるパビリオンといえるでしょう。

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