日本政府の出展事業総合監督として3年半前の準備から、愛・地球博に携わってきました。6月6日からのジャパンウィークでは、総合監督を務めます。
ジャパンウィークでは、世界の5大陸から青少年が集まって一緒にリズムを奏でます。僕が万博で一番やりたかったのが、このイベントなんです。
こうしたイベントをやろうと思ったきっかけは、20年ほど前にタンザニアで独立記念日に居合わせた際、たくさんの部族が集まって、一斉に歌い、リズムを奏でる光景を目にしたことです。圧倒されました。そして、いつか、その感動を国際的な場で実現したいと思いました。
今回、その夢がかない、5大陸からさまざまなリズムを集結させることになりました。僕が10年来指導してきた栃木県の子どもたちが、ブラジルの子どもたちと共演します。ヨーロッパからはポルトガル、アフリカからはセネガル、アメリカも参加し、約250人の子どもたちが出演します。
聴衆が外から音楽を聞くのではなく、出演者と一緒に楽しめるコンサートを目指しています。客席にも演奏グループを点在させ、にぎやかにします。客席が一番リズムを楽しめる場所といえるでしょう。ぜひ、会場の真ん中で世界のリズムを体感してください。
Windows Media Player 9ファイル(マーク付)をご覧頂くには、Microsoft社のWindows Media Player 9以降が必要になります。最新のWindows Media PlayerはMicrosoft社のサイトより無料でダウンロード可能です。