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スペシャルインタビュー

北村明子さんの画像
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きたむら・あきこ
劇団「夢の遊眠社」で、野田秀樹とともに80年代小劇場ブームを支える。 現在は、NODA・MAPの舞台プロデュースと、シス・カンパニー代表として、多くのアーティストのマネージメント業務と、演劇プロデュースを展開している。愛・地球博では、瀬戸会場瀬戸日本館で、群読 叙事詩劇「一粒の種~響きあう知恵の記憶、わたしがはじまる。」をプロデュースしている。

一体感ある空間で生まれる群読の新しい世界
演劇プロデューサー 北村明子さん

群読 叙事詩劇「一粒の種~響きあう知恵の記憶、わたしがはじまる。」とは、「大勢で声を合わせて朗読する」という朗読の手法を取り入れています。祭礼の掛け声、童謡などを集めて台詞で表現する「群読」をベースにお芝居を作るということです。

円形劇場での上演のため、真ん中の丸く小さな舞台を使ってお客様を囲んで一つの空間を作るやり方を考えました。非常にいい空間だと思います。だから、群読だけを聞かせるよりも、五感を使って空間に包まれる雰囲気を出す方がいいのではと思いました。出来上がったものを見ると、思った以上ですね。

この劇は上演時間が15分と短いため、起承転結のあるドラマを作ることには無理があります。お客様と一緒になってイントロ(導入部)を紡いでいくことで、一つのドラマを作りました。

見どころは、「一粒の種」という題名のとおり「一つの種」を持ち帰って思い出したところだと思います。スピードのある、迫力のある、これだけ多くの人たちが動くものをご覧になったことはないと思いますが、どこか受けとるものを自分の中で「一つの種」として育てていただければいいお芝居になると思います。ぜひ見に来てください。

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