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スペシャルインタビュー

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かわしま・ただし
1953年東京都生まれ。環境教育の普及と自然学校指導者を養成する「日本環境教育フォーラム」専務理事。愛・地球博では「森の自然学校」「里の自然学校」のプロデューサーを務める。

インタープリター
もとは「通訳」の意味。アメリカの国立公園で100年ほど前から活躍している自然解説者、自然案内人のことを「インタープリター」と呼んでいる。愛・地球博では、長久手会場の森林体感ゾーンにある「森の自然学校」や瀬戸会場の里山遊歩ゾーンにある「里の自然学校」で来場者を自然の中へと案内するスタッフを指す。

「森の中は宝物でいっぱい」
「森の自然学校」「里の自然学校」プロデューサー
川嶋直さん

 「森の自然学校」と「里の自然学校」は、「森そのものがパビリオン」というコンセプトで運営しています。森の中には、見えているようで、実は見えていないものがたくさんあります。ぜひ、それらを発見しに足を運んでください。

 学校では、インタープリターが森を案内します。インタープリターは、自然が語る意味を人間に伝える仲立ち役。愛・地球博では、個性豊かな100人が、参加者と一緒に歩きながら、森の植物や生き物について説明します。

 季節に合わせて、何種類もプログラムを用意していますが、プログラムを進めるのは、インタープリターではなく参加者の「発見」です。例えば、森の中で、さまざまな「緑色」を探すゲームをするとしましょう。

 「そんなにいろんな緑色はないよ」という参加者に、インタープリターが「茎の色は」「石の裏はどうだろう」ときっかけをつくります。そうすると参加者は、想像もしなかった緑色を発見。そこから森への見方が変わり、自然への興味が深まります。

 森の中は宝物でいっぱい。人間のはるか昔から生きている「先輩」がたくさん暮らしています。このプログラムを通じて、多くの人に「森」を近い存在として感じて欲しいと思っています。

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