公園ゾーンで上方を見上げれば、そこには何やら怪しい飛行物体が! そう、ここには数々の飛行ロボットが自在に宙を舞っています。透明な飛行船の「AAR」は、凄まじい運動能力の持ち主。宙返りや高速走行などアクロバティックな動きで空の監視を行います。
また、「奴凧(やっこだこ)型飛行ロボット」は、「ブーン!ブーン!」と速そうな音を立てながら、力強く飛んでいます。奴凧の頭の部分には小型カメラが内蔵されていて、空から見た情報を瞬時に地上へ送信します。
空をも舞うロボットたちは、未来の大空を自由に羽ばたくことでしょう。
浮力を活用した飛行船型の省エネロボット。宙返りができるほどの運動能力があります。
空中を自在に移動、空中撮影が可能です。携帯電話を使って飛行を遠隔操作。被災地の状況や火山活動などを早期に把握することができます。
上空の情報をその場で地上に伝達し記憶する飛行ロボット。奴凧(やっこだこ)の頭の部分に小型軽量ビデオカメラを設置し、飛行中に画像データを送信できます。
緊急時の適切な応急手当を支援するいす型のロボット。体調不良の人を搬送し、その間に脈拍や血圧、心電図などを自動測定、データを送信することができます。
尺取り虫のような動きで幹の上を移動。枝打ちや幹の切断などの作業を行います。狭いスペースでの作業も可能です。
ゴルフ場のキャディーを務めるロボット。2020年の実用化を目指しています。利用者の個人情報をもとにコミュニケーションもとります。
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