グルジア
【写真上】世界無形遺産に登録された「ルスタヴィ合唱団」の歌声
【写真中】剣を持ち勇敢に戦う姿を表現した踊り「ホルミ」
【写真左下】結婚式の踊り「シムディ」。袖の長い衣装を着た男性は、式の終わりまで花嫁に触れられません
【写真右下】イラクリ・チョコバッゼ経済発展相
グルジアデーの22日、EXPOホールで記念式典と文化イベントが開催されました。ナショナルデーの最終日とあって、渡辺泰造博覧会協会政府代表もあいさつで「最後を飾るにふさわしい催しになるでしょう」とはなむけの言葉を送りました。
イベントは、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録された「ルスタヴィ合唱団」の歌声で幕を開けました。力強くも澄んだ歌声が響き出すと、場内は水を打ったように静まりました。
対照的に、胸が高鳴るような素晴らしいダンスで観客を魅了したのが「グルジア国立舞踊団」。細かな刺しゅうや凝った作りで装飾された衣装をまとい、出番を待っていた踊り子たちは、音楽とともに、スピーディーな動きでダンスを始めました。素早いステップや、ひざを軸にしてコマのようにクルクルと回転しながら舞台の端から端まで移動する演技に、場内は歓声の嵐。演目の終わりを告げるアナウンスに、観客は立ち上がって出演者に熱烈な拍手を送り続けました。
イラクリ・チョコバッゼ経済発展相は「本日のナショナルデーが、みなさんのグルジアの旅への最初のインスピレーションになることを願っています」とあいさつ。また、愛・地球博参加支援への感謝を述べるとともに「とくに春日井市に感謝しています」と、フレンドシップ事業のパートナーである愛知県春日井市民に呼びかけました。(9月22日)
グルジアデーの22日、EXPOホールで記念式典と文化イベントが開かれます。
イベントでは、グルジア国立舞踊団が美しい衣装を身にまとい、力強いダンスパフォーマンスを披露。ユネスコの世界無形遺産に登録された多声音楽も、お楽しみください。入場整理券は、当日午前9時から同ホール前で配布されます。
グローバル・コモン4のコーカサス共同館に出展するグルジアは、黒海沿岸に位置しています。マルコ・ポーロが「絵に描いたように美しい」と称賛した首都トリビシの旧市街には、今もエキゾチックな町並みが残ります。(9月18日)
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