スペイン
スペインデーの記念式典が25日、EXPOドームで開かれました。
舞台には、スペイン館の外観を飾る陶器製のブロックと、外壁の柄を模した幕を設置。数ある出展国の中でも、芸術性で際立つパビリオンを印象づけました。
公式式典では、ミゲル・アンヘル・モラティノス・クジャウベ外務・経済協力相が「皆さま、こんにちは」と日本語で第一声、高野博師環境副大臣がスペイン語でスピーチし、友好ムードで始まりました。
モラティノス外相は、「万博は出会いの最善の機会であり、相互の発見の場です」とあいさつ。当初から開催の場として愛知県を支援していたこと、愛・地球博へ2番目に出展の意思を確認したこと、などを話しました。また、2008年にスペインで開催されるサラゴサ万博への意気込みとPRも付け加えました。
イベントは、マドリード自治州合唱団の美しい歌声、フレンドシップ事業パートナーの愛知県清須市から駆けつけた清州小学校の児童53人の元気なブラスバンド演奏で、和やかに進行しました。
ラストを飾ったのは、フラメンコギターの名手、パコ・デ・ルシアさんです。会場の空気を一変するかのようなギターの音色が、観客を魅了。目を見張るギターテクニックと、パーカッション、ベース、女性シンガーの情熱的な歌声などが会場に響きました。(7月25日)
スペインのナショナルデーが25日、EXPOドームで開かれます。
午前11時からの公式イベントでは、パコ・デ・ルシアのギターコンサートや、マドリードのコミュニティー合唱団「コロ・デ・ラ・コムニダ・デ・マドリー」によるコーラス、フレンドシップ事業のパートナー愛知県清須市の清洲小学校ブラスバンド部の演奏などが行われます。
午後と夕方にも引き続きスペインイベントを開催。2時からは、「コロ・デ・ラ・コムニダ・デ・マドリー」によるスペインの叙情的オペラ音楽「サルスエラ」を披露。6時からは、パコ・デ・ルシアが再びステージに登場。フラメンコギターの巨匠が奏でる音色を心ゆくまでお楽しみください。
午前9時からEXPOドーム前で整理券を配布します。午後2時からのイベントのみ自由に入退場ができます。(7月22日)
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