サントメ・プリンシペ民主共和国
アフリカ大陸西側のギニア湾に浮かぶ島国、サントメ・プリンシペ民主共和国のナショナルデーが21日、EXPOホールで開催されました。長い道のりを経て来日したサントメ・プリンシペ国立歌謡舞踊団が、伝統あるダンスと音楽を披露しました。
男女ペアになったダンサーたちが軽やかなステップを踏み、くるくると回りながら愛を表現するダンスを踊ったり、世界中で活躍する歌手のシンヤさんが、アフリカンダンスのステップを踏みながら力強い歌声を披露したり、島国の情熱的な文化を伝えました。
また、コンゴの労働者から伝えられたという「コンゴダンス」では、カンザという楽器を鳴らしながら、農園を盛り上げる踊りを披露。派手な衣装を身にまとったダンサーたちは、頭や腰を激しく振りながら舞台を駆け回りました。
一方、式典にはガウデンシオ・ルイシ・ダ・コスタ経済相が出席しました。あいさつの中で「サントメ・プリンシペは開発途上の小さな国。愛・地球博への参加は困難だと思われましたが、多くの人にわが国を知ってほしいという願いから参加を決めました。ナショナルデーを迎えられ、とても光栄に思います」と話し、愛・地球博への参加が、国の発展につながることを強調しました。(7月21日)
サントメ・プリンシペ民主共和国デーは21日。グローバル・コモン5のイベントスペースで午後3時半から午後5時まで民族舞踊が披露されます。
公式式典は、関係者のみが参加して、午前11時からEXPOホールで行われます。(7月20日)
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