ナショナルデーカレンダー
チュニジア共和国
庶民の暮らし伝える伝統の踊り
【写真上】頭上に5つのつぼを乗せた踊り
【写真左下】水くみする女性の暮らしを表現
【写真右下】あいさつするガンヌーシ首相
EXPOホールで23日、チュニジア共和国デーの公式式典が開かれました。会場では、フレンドシップ事業パートナーの愛知県瀬戸市からやって来た子どもたちが元気にチュニジアと日本の旗を振り、モハメッド・ガンヌーシ首相夫妻を迎えました。
ガンヌーシ首相はあいさつの中で、ベン・アリ大統領からのメッセージを代読。｢自然の叡智をテーマにした世界的に重要なイベントです｣と、愛・地球博開催をたたえるメッセージを伝えました。また｢緑のチュニジア・平和のチュニジアをスローガンに、常に環境保護への取り組みを強化しています｣と話しました。
イベントでは、砂漠地帯である南部地方キャスリンの音楽家と踊り手たちが登場。家族のために遠くまで水くみに出かける女性たちの過酷な労働も、音楽と踊りがあれば喜びに変わる、という陽気さとたくましさを表現した楽しい踊りに、観客も手拍子で参加しました。
特に会場を沸かせたのが、頭の上につぼを乗せた男性の踊りです。舞台の袖から姿を現すたびに増え、最後には5つのつぼが頭上高く積み上がり、おどけて舞台を歩き回る様子に、客席が大いにわきました。（6月23日）
アラブ伝統の音楽と舞踊で愛・地球博への参加を祝う
23日はチュニジア共和国のナショナルデーです。
アフリカ大陸のほぼ中央部に位置し、地中海に面して土壌豊かで農産物が豊かな北部、雨が少なく半乾燥地帯の中部、砂漠地帯となる南部に分かれます。フランス領から1956年に独立し、翌年共和国となりました。
午前11時から始まる公式式典とイベントは、招待者のみが入場できます。 チュニジア南部の都市キャセリーンから、8人の踊り手と4人の音楽家が来日。アラブの伝統的な舞踊と音楽を披露します。
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