ロシア連邦
ロシア連邦デーは17日、EXPOドームに大勢の来場者を集め式典と催事が行われました。公式式典とイベントの間、会場に入れなかった人たちが、漏れ聞こえる音楽に耳を傾けるなど、関心の高さがうかがえました。
アンドレイ・アレクサンドロヴィチ・フルセンコ教育科学相は「人間は自然の一部です。人間と自然の発展には共通性があり、ロシア館の展示では双方の調和を実感することができるでしょう」と、パビリオンの意義を強調しました。また「愛・地球博が成功し、その結果として参加する国々が一つになり、世界的な課題に取り組めるようになることを期待しています」と、あいさつしました。
式典後の催事では、フレンドシップ事業パートナーの愛知県豊田市足助町の子どもたちが、会場から「ふるさと」を合唱すると、フルセンコ教育科学相とスミルノヴァ夫人が、感謝の意を笑顔で返しました。
注目の「ボリショイ劇場オーケストラ」の演奏と、「ボリショイ劇場バレエ団」によるバレエが始まると、観客の視線はステージにくぎ付けとなり、軽やかに華麗に舞うバレリーナの姿を、息をのんで見入りました。演目が終わると、客席から大きな拍手が送られました。(6月17日)
6月17日のロシア連邦のナショナルデーには、同国が誇るクラシック音楽とバレエのアーティストが多数登場。EXPOドームで華やかな芸術の宴(うたげ)を繰り広げます。
開催時間は、午前10時から午後3時40分まで。午前11時に始まる公式式典を挟み、パーヴェル・クリニチェフが指揮する「ボリショイ劇場オーケストラ」をはじめ、バレエダンサーのニコライ・ツィスカリッゼ、ナジェージダ・グラチョーワ、ウラジーミル・ネパロージニイらが出演する舞台が楽しみです。入場整理券は、午前9時よりEXPOドーム前で配布されます。
続く18-19日には、EXPOホールで「ロシア連邦ナショナルデー記念公演」が開かれます。ロシアの著名な道化師スラーヴァ・ポルーニンさん演出・主演の「スラーヴァのスノーショー」が、愛・地球博で見られます。開催時間は、午後3時から4時まで。入場整理券は、両日とも午前9時からEXPOホール前で配布されます。(6月11日)
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