ブータン王国
ブータン王国デーの式典と催事が2日、EXPOドームで開催され、招待者、一般来場者など2300人が、ブータンの伝統文化や交流イベントを楽しみました。6月2日はブータンの現国王が即位した記念日です。
同国を代表してジグミ・Y・ティンレイ内務文化相があいさつし、愛・地球博について「地球環境問題に直面している現在、どのように持続可能な世界をつくっていくのかを示す場になると思います。環境にやさしい交通システムや緑化壁などの実例は、日本が真剣に問題に取り組んでいる証しです」と話しました。また「真に持続可能な開発は、物質面と精神面、双方の成長があってこそ達成されます」と述べ、政策の中心を「国民総幸福量」に置くという同国ならではの価値観が垣間見えるスピーチとなりました。
その後、ブータンの王立舞台芸術学院が伝統の歌や踊りを披露。日本の着物に似た民族衣装「ゴ」「キラ」をつけた男女が、祝いの席で歌われる曲に合わせてダンスしました。また、悪霊を払うといわれる「太鼓打ちの仮面舞踊」では、カネやドラの音に合わせて動物の面をつけた頭を大きく振り、迫力あるパフォーマンスで観客を楽しませました。
さらに、フレンドシップ事業のパートナーである愛知県半田市の幼稚園児が、舞台でかわいい歌声を披露。和やかな交流ムードで会場を包みました。(6月2日)
6月2日はブータン王国のナショナルデーです。公式式典と催事が、EXPOドームで午前11時から行われ、「ブータン・ロイヤルアカデミー民俗芸能団」が、民族舞踊などを披露します。フレンドシップ事業のパートナーである愛知県半田市からは、幼稚園児が参加し、歌や踊りで交流します。
午後3時からも同じEXPOドームで「ブータンの神秘の魅力」と題したイベントが行われ、伝統舞踊が披露されます。
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