ナショナルデーカレンダー
イエメン共和国
民族舞踊と笑顔の交流
【写真上】ヒシャーム・シャラフ・アブドュッラー計画国際協力省次官と愛知県西尾市の子どもたち
【写真左下】イエメン各地の伝統舞踊を披露
【写真右下】観客からの拍手に応える舞踊家たち
イエメン共和国のナショナルデー式典が23日、EXPOホールで開催されました。
1990年の5月22日、イエメン・アラブ共和国(北イエメン)とイエメン人民民主共和国(南イエメン)が統一され、イエメン共和国が誕生。15周年という国家的な記念日と、愛・地球博でのナショナルデーが重なりました。
記念式典には、同国のヒシャーム・シャラフ・アブドュッラー計画国際協力省次官が出席し｢愛・地球博に参加することによって、日本とイエメンの長い友好関係がさらに強化されました。両国のさらなる発展と愛・地球博の成功をお祈りしています｣とあいさつしました。
式典の後は、イエメン各地の舞踊家チームがステージに登場。成人男性の正装に用いられる半月形の短剣｢ジャンビーア｣を振りかざしながら勇壮に踊る、イエメンの代表的なジャンビーア・ダンスなどが次々と披露されました。
最後は、フレンドシップ事業のパートナーである愛知県西尾市内の子どもたちが、イエメンから贈られた民族衣装を身に着けて、観客席から元気よくステージに上がって楽しく交流するなど、会場は和やかな雰囲気に包まれました。（5月23日）
音楽と歌で多様な民族の歴史と文化を伝える
23日はイエメンのナショナルデー。
EXPOホールを舞台に、伝統の音楽と歌、ダンスで同国の文化を紹介する華やかなプログラムが展開されます。
午前11時に始まる記念式典の後は、グローバル・コモン1のイエメン館でも演奏を披露しているバンド｢フヌーンジャミーラ｣や、この日のために来日する｢ナショナルバンド｣、男性歌手のダーフェル、男女7人の舞踊家らが出演。｢バラ｣と呼ばれ、それぞれの地方で受け継がれている、物語仕立ての舞踊などを披露します。
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