南アフリカ共和国
南アフリカ共和国デーの式典と催事が26日、長久手会場EXPOホールで行われました。この日は11年前、アパルトヘイト(人種隔離)撤廃により全人種参加の総選挙が行われた記念日です。
あいさつに立ったジェフリー・タムサンガ・ラデベ運輸相は、愛・地球博のテーマ「自然の叡智(えいち)」に賛同すると話し、「人口増加、食糧、エネルギー問題などは人類共通の課題。Planet(地球)、People(人間)、Profit(利益)のバランスをとり、持続可能な開発を行う必要があるでしょう」と、環境問題への取り組みの重要性を強調しました。
式典の後、南アフリカのオペラ歌手グループ「ブラック・タイ・アンサンブル」が、重厚なハーモニーを披露。また、一市町村一国フレンドシップ事業のパートナーとして、愛知県愛西市立佐屋小学校の5年生130人が「世界がひとつになるまで」を合唱しました。英語であいさつするなど、国際交流の大役を果たした小学生は、目を輝かせながら「練習したかいがあった」「南アフリカの人と握手できてよかった」。
締めくくりはダンサーグループ「リンポポ」の力強いダンス。観客もリズムに合わせて手を打ち、エネルギッシュなパフォーマンスを楽しみました。(4月26日)
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