ナショナルデーカレンダー

13日はドイツ連邦共和国デー。ヴォルフガング・クレメント経済労働相が出席し、EXPOドームで盛大なイベントが開催されました。

「ミナサマ、コンニチワ！」と日本語であいさつしたクレメント経済労働相は「ドイツと日本は長年かけて培った友情があります。政治・経済では安定した協力関係があり、文化においても積極的な交流をしています。愛・地球博を通じて、より深い友好関係を築き、両国に新たな刺激を与えたい」と、意欲を表明しました。

式典の後には、シューレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭祝祭管弦楽団合唱アカデミーが6曲のコーラスを披露、共同出展しているフランスから招かれた歌手・ミシェル・エルモンさんがシャンソンを歌い上げるなど、音楽の国・ドイツならではのショーが繰り広げられました。

また、19世紀からあるケルンの祭り「ローテ・フンケン」で活躍するカーニバル集団が、軍隊を装い、会場を練り歩きながら登場。女性メンバーが音楽に合わせてアクロバットやコミカルなパフォーマンスを披露すると、どこからともなく手拍子が沸き上がり、客席は盛り上がりました。

今年は「日本におけるドイツ年」。たくさんの文化交流プログラムを計画しているそうです。 （4月13日）

【写真上】あいさつするクレメント経済労働相
【写真下】アクロバットなパフォーマンス