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万博トピックス

NEC、愛知万博に子ども向けの対話ロボットを出展

(3月25日 21時26分)

NECは16日、愛知万博(愛・地球博)に出展する対話型ロボット「チャイルドケアロボットPaPeRo(パペロ)」を発表した。愛知万博では子どもを相手に会話などを通じて実証実験を行い、技術的な改良点を探りたいとしている。

「チャイルドケアロボットPaPeRo」のコンセプトは、子どもと一緒に遊びながら子どもを見守るロボット。2001年に開発された初代「パペロ」の最新型にあたる「PaPeRo 2005」をもとに機能を拡張している。「2005」は8つのマイクを搭載、雑音も判別できるなど従来より音を聞き分ける能力が高い。加えて動きの激しい子どもに対応できるよう顔認識技術も改善した。安全性にも配慮、衝突時に停止するセンサーを搭載し、突起のない形状にしたという。

万博では子どもの名前を覚えたり、歌の合間に触ると音を出したり、内蔵カメラで写真を撮影するなどのデモンストレーションを行う予定。複数のロボットが一緒に踊ったり、ロボット同士での会話も可能だ。