万博トピックス

「愛知県ウィーク」フィナーレ
2大イベントで「音楽の宵」満喫

「愛知県ウィーク・パート2」は最終日の19日、「森の中のパレード2005」と「アジア・ポップ・フェスティバル」が相次いで行なわれ、7日間のイベントを締めくくり、合わせて１万人ほどの観客が「音楽の宵」を満喫しました。

愛・地球広場で行われた「森の中のパレード2005」は、2部構成。午後5時半から始まったコンサートは、愛工大名電高校吹奏楽部と、ドラムとパーカッションを中心とした仙波清彦＆HANIWA EXPO BAND（ハニワ・エキスポ・バンド）が出演。日本を代表するジャズピアニストの山下洋輔さんもセッションに加わり、激しく打ち鳴らす打楽器やジャズピアノの即興演奏、プロ顔負けの高校生の演奏に、観客は惜しみない拍手を送りました。

午後6時半からは、ダンスグループ「コンドルズ」と地元の小・中・高校生によるダンスが披露されました。

一方、「アジア・ポップ・フェスティバル」は、午後5時からEXPOドームで開かれ、歌手の谷村新司さんを総合プロデューサーに、日本やアジア各国の歌手10組が競演しました。夏川りみさん、中国の毛寧（モウ・ネイ）さん、韓国のシュガー、タイのローズさんらが出演。フィナーレでは、谷村さんが指導する上海音楽学院の学生らと共演し、2010年の上海万博に音楽でバトンをつなぎました。（9月19日）

【写真上左】自作の曲を披露するジャズピアニストの山下洋輔さん
【写真上中】仙波清彦＆HANIWA EXPO BANDの熱演
【写真上右】生き生きとしたダンスを繰り広げる「コンドルズ」と子どもたち
【写真右上】アジア各国の歌手が共演した「アジア・ポップ・フェスティバル」
【写真右下】谷村新司さん（左）と上海音楽学院の生徒たち