【写真上】フレンドシップ市町民による撮影中のエピソードの紹介も
【写真左下・右下】瀬戸市の人々の生活風景をレトロに描いたチュニジアのアニス・ラスエッド監督の作品「ザ・バルーン~気球~」
「一市町村一国フレンドシップ事業」に参加する愛知県の19の市町と参加国との交流を記録したドキュメンタリー映画を紹介する「フレンドシップ・フィルム・フェスティバル」が14日、EXPOホールで開かれました。
これは19日まで開催されている「愛知県ウィーク・パート2」の一環で、愛知県の各市町に招待されたフレンドシップ相手国の映画監督が、滞在を通じて出会った人々や地元の風景、ナショナルデーの様子などを交えた映画作品を上映するものです。
この日は、6本の作品を上映しました。
チュニジアのアニス・ラスエッド監督の作品「ザ・バルーン~気球~」は、瀬戸市を舞台にさまざまな生活風景を映し出したもの。「ミステリアスな日本人の目」をテーマに、寺、畑、駅、銭湯、床屋などの人々の様子をレトロに描きました。
また、ペルー(豊川市)、ベルギー(長久手町)、ナイジェリア(大口町)、オランダ(弥富町)の監督による作品もありました。日本文化を体験したり、小学生と交流したり、町を歩いて感じたことを、自国の環境や文化と比較して描いていました。
13日から催されている同イベントは、15日が最終回。午前10時からホンジュラスやインドをはじめ9カ国の作品が上映されます。午後4時15分からは奥田瑛二さんら5人の審査員が参加し、表彰式とトークセッションを行います。(9月14日)